『それは舞い散る桜のように』は2002年にWIN用として、BasiLから発売されました。
感性は人それぞれなんだなと、痛感した作品でした・・・
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
それは桜舞う季節に始まる物語……。
“桜井舞人”は進学にあたって、一人北国の親元を離れ、遠く桜坂市へと越してくる。
桜坂市は彼にとって、少年期までの多感な時期を過ごした思い出深い故郷。
舞人が桜坂学園に入学し楽しくも平凡な一年が過ぎ、新年度を迎える前日。
春休み最後の一日を友人と過ごす舞人。そんな何気ない日常の1ページから始まる物語。
一年という期間の中で彼は何かを知り、何かを失い、そして何かを見つけていく。
<感想>
原画をつとめる西又葵さんの絵が好きで、このブランドのゲームは『Bless』の頃から買っていました。
キャラの可愛さは本作でも健在です。
※ただ、一方で、この頃からどれキャラも同じように見えてきたのも事実でして。
好きなのと飽きてきたのと、両方が入り混じった微妙な時期でもありました。
私のように絵から入った人も多いとは思いますが、それ以上に本作を有名にした要素はテキストにあるのでしょうね。
当時は、とにかく笑えるっていうので有名でした。
あの頃に笑えるゲームのアンケートをとったならば、間違いなくトップ3以内に入ったでしょうし。
ブランド発足時から発売日買いをしてきた身としては、発売日前にはかなり期待もしたんですけどね。
世間の反応と同じように笑えれば良かったのですが、残念ながら私は全然笑えませんでした。
今になっても、どこで笑えるのかがサッパリ分かりません。
これはギャグゲーの宿命でしょうね。
泣きゲーなら泣きのツボは皆結構近いものがあるので、そんなには評価もぶれません。
でも、笑いのツボって人によって全く異なりますからね。
ただ、そうは言っても私の場合、大抵のギャグゲーは好きで、前年の『秋桜の空に』なんかでも大笑いした口ですが、本作は全くもって駄目でした。
というか、評判の良いギャグゲーで笑えなかったのは、このゲームが初めてだったわけで、それだけにちょっとビックリでした。
こういうギャグゲーで笑えないとなると、全く楽しみようがないんですよね。
それでもストーリーがしっかりしていれば話は別なのですが、それ散るの場合はストーリーが面白くない上に未完だったわけでして。
明らかにストーリーの途中で終わっており、あれには唖然としてしまったものです。
これでは仮にテキストが凄く楽しめたとしても、最終的にはあまり高く評価できないでしょうね。
まぁ、感性は人それぞれなので、当時ならばギャグゲー好きにはオススメの作品ではあったのでしょう。
ただ、あれからもう8年になりますよね。
最近始めた人なんかは、また笑いのツボも違ってきているでしょうしね。
そうなると、もう気軽にはすすめにくいかもですね。
<評価>
ストーリーはブツ切れだし、テキストは笑えないし、絵もそれまで程の魅力を感じなくなったしで、本来ならプレイしたことすら忘れそうな本作。
それなのに何年も経った今でも覚えているのは、主題歌が秀逸だったからです。
これだけはガチでしたね。
この曲だけはいまだに聴いているので、私にとってのこのゲームはこの曲だけのためにあると言えるし、それだけで元が取れたことから佳作としておきます。
ランク:C-(佳作)

Last Updated on 2025-03-07 by katan


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