『牝・奴隷未亡人 ~淫獄に堕ちた喪服人妻/美春と今日子の奴隷記録~』は2007年にWIN用として、Crepeから発売されました。
同人も進化したんだなと思った作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
恵まれた家庭で健やかに育てられた沢口美春は、新婚間もなく愛する夫、洋介を失ってしまう。
悲観に暮れる美春の元に、突然、須山暁人と名乗る男が現れ、夫の作った借金の返済を迫ってくる。
だが、夫を失ったばかりの美春に払えるような額ではなく、返済の為に暁人から仕事を紹介してもらう。
しかし、それは暁人の仕組んだ罠であった。
いつの間にか男たちを相手に身体を売る仕事をさせられていた美春。
抜けだそうと藻掻くも、暁人の周到な罠にズブズブとはまりこんでいくのだった。
一方、美春の友人の敏腕女弁護士、工藤今日子は美春から夫の借金の相談を持ちかけられ、事実関係を把握しようと動き出す。
だが、その矢先、暁人の部下らに拉致され監禁されてしまう。
果たして彼女たちを待ち受ける運命とは……?
<感想>
本作の二か月ほど前に『性・奴隷未亡人 ~牝畜となった姉妹/美春と美来の奴隷日記~』という作品が発売されており、本作はそのIFストーリーとなります。
そのため、両方プレイすればそれはそれで楽しめるだろうけれど、本作だけのプレイでも大丈夫です。
さて、この作品に興味を持った理由は、当時評判が良さそうだったからでした。
それと、本作のヒロインは未亡人となっていて、しかも頭身高めのお姉さんキャラがヒロインなんですよね。
炉利や熟女ヒロインは多いけれど、頭身高めのお姉さんタイプって、エロゲでは少ないですから。
それで興味を持ったわけです。
内容としては、借金を理由に、二人の女性がいろんなことをさせられてしまうというもので、良くも悪くも普通なんだと思います。
これといった特徴に欠けていることから、もしこの作品がフルプライスだったならば、悪くもないけれど普通の作品であり、プレイしても構わなかったかなということで、凡作くらいに判断したように思います。
でも、これ、2000円にも満たないロープライス作品なんですよね。
今でこそ商業ロープライスとか同人は定着していますが、当時は同人は増えつつあるも、商業のロープライスはまだ定着する前だったと思います。
いずれにしろ、この頃のロープライス作品って、中には非常に面白い物もあるけれど、その面白い作品にしても尖っている長所がずば抜けているだけで、音声がなかったりシステムが貧弱だったりと、どこかしら商業フルプライス作品より劣っていたものです。
まぁ個人的には、劣っている分は価格の安さで相殺され、後はずば抜けた長所があれば名作判断するって感じでしたね。
したがって、当時のロープライス作品に対しては、何か凄い光る部分もあるかもと期待しつつも、同時に何か劣る部分があることも当然の前提としていたものです。
この点、本作は、商業フルプライス作品と比べ、見劣りする部分もないのですよ。
グラフィックの質も量もフルプライス作品並ですし、きちんと音声もありますし。
この内容をこの価格でよく出せたなという意味では、非常にコスパの良い作品だったのです。
<評価>
本作に対する印象は、最終的には作品に何を求めるかなのでしょう。
私は高くても構わないし、劣る部分があっても構わないから、尖った魅力や大きな長所など何か得られる作品を求めてしまいます。
そうすると、欠点もないけど、大きな特徴のない本作とは、あまり相性が良くないのでしょう。
しかし、逆に全項目で一定以上の質や量を要求し、それでいてコスパを重視するのであれば、本作は同年の作品の中でも抜けた存在だと思います。
まぁ、必ずしも主観的に楽しんだ作品でもないのですが、この価格でもこれくらい総合力の高い作品が出る時代になったのかと、その点では驚かされた作品でしたね。
ランク:C(佳作)

Last Updated on 2026-03-23 by katan


コメント