『ヒーローズ オブ マイト&マジック 3』は1999年にWIN用として、イマジニアから発売されました。
シリーズ最高傑作ともいえる、M&M外伝のHMMシリーズ3作目になります。
<概要>
オリジナルはNew World Computingの製作した『Heroes of Might and Magic3』であり、本作はその日本語移植版になります。
国内においては、RPGのマイト&マジック(M&M)の方が有名かと思います。
ヒーローズはその本家M&Mの外伝的立場に当たる作品で、特に本作は、98年発売のM&M6と時間軸を同一にした作品でもありました。
<感想>
ゲームジャンルは、いわゆるSRPGになるのでしょうか。
ゲームはユニットを雇って敵を倒せば良いので、この辺は他と同じですね。
変わっているのは、フィールドを探索していると資源を得ることができ、その資源を使って自軍の街を成長させることが出来るところにあるでしょう。
もちろん、街に何を作ったかでも効果は変わってきます。
たとえば魔法ギルドを建てれば、ユニットが魔法を使えるという感じですね。
SRPGの最高傑作は何かと聞かれた場合、何を重視するかで答えが変わってくるでしょう。
私は基本的にADVが好きな人間なので、ストーリーやキャラ、或いはグラフィックなんかも重視します。
後は珍しい物が好きなので、変わったシステムがあれば、それも評価しますね。
ただ、生粋のSLG好きならば、どういうシステムなのかもそうですが、それよりゲームバランスとかやり応えとかを重視するのではないでしょうか。
そういう観点に立った場合、SRPGの最高傑作は何かと聞かれたら、たぶん私はこの作品の名前を挙げると思います。
ゲーム内で出来ること、そしてゲームのやり応え、難易度やバランスといった面が非常に優れていた作品でした。
本作はシリーズでも3作目に当たるわけで、初代から少しずつ着実に進化してきました。
ちなみに、4以降は路線を変更しており、グラフィックを強化するかわりに、システムは簡略化されたりもしています。
それを考慮すると、システム的にも、本作で頂点に行き着いたように思います。
もちろん、ボリュームだって文句なしですしね。
<評価>
総合でも名作といえるでしょう。
ただ、私の評価項目は8つほどあって、狭義のゲーム性はその1つでしかありません。
たぶん他の人、特にSLG好きな人に比べれば割合がかなり低いでしょうね。
そのため、本作のような狭義のゲーム性に特徴のある作品は、名作と言いつつあまり点数が伸びません。
本作にも一応、キャンペーンモードというシナリオを楽しむモードもありますが、日本のゲームのようなストーリー・テキストがあるわけではないですしね。
SRPGに松野作品みたいなストーリーのあるのを期待する人には、このゲームは向いていないでしょう。
でも、ストーリーなんかいらない、ゲーム部分が優れていて歯ごたえがあれば、それで良いという人もいるでしょう。
そういう人なら凄く楽しめる可能性の高いゲームですし、最高のゲームにもなりうる可能性は秘めていると思います。
SRPGでゲーム性にこだわる人にぜひともやってもらいたいゲームが、このゲームなんですよね。
ランク:A-(名作)
Last Updated on 2024-07-02 by katan



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