『DropOut 巨乳露出調教学園』は2012年にWIN用として、露出遊戯(アトリエさくら)から発売されました。
露出に特化したブランドの、第3弾になる作品ですね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系のADVになります。
商品説明は以下の通り。
「ヒロインの早乙女静香は成績優秀で正義感が強く、スポーツも万能、さまざまな格闘技の有段者でもあり、学園に巣くう不良たちの天敵だった。
学園の不良たちのまとめ役である主人公は、いつも静香に不良行為を邪魔にされ、逆恨みし、いつか仕返しをしてやろうと考えていた。
そんなある日、不良仲間の男子が、静香の恥ずかしい姿が写されている盗撮写真を手に入れてくる。
完全無欠と思われていたはずの静香の弱みを握った主人公は、巨乳セーラー美少女の静香を言いなりにさせるための罠や策略を画策し、露出調教に追い込むための計画を立てていく。」
<感想>
ストーリーは単純で、主人公の静香が露出調教されてしまうというものです。
ブランド名からもタイトルからも露出特化作品かと誰しも思いそうですが、少し注意が必要なのかもしれません。
まず良い点から書きますと、男勝りで気の強い静香が羞恥心に耐えながら露出を強いられますので、そのギャップが好きな人にはたまらないでしょう。
私は羞恥ものが大好きですし、特にギャップがあればあるほど良いです。
本作はそのツボを突いてきた作品ですので、個人的な好みには合致した感じです。
特に「帯ギュ」の柔道着ブルマにクラっときたタイプなので、それに近いシチュがあるだけで嬉しくなります。
ただ、ヒロインを調教する不良たちは、変に律儀なわけでして。
いや、だって皆で普段憎たらしいと思っていた美人を好きにできるとなれば、普通は輪姦とかそっち方面に流れるでしょう。
しかし本番シーンは最後の方だけで、基本は露出だけなんですよね。
露出羞恥好きには良いのですが、抜きとして購入すると、本番が少なくて物足りないって感じてしまうかもしれません。
また、一番肝心な露出なのですが、せっかくの露出も不良たちの前でというのがほとんどです。
本作は確かに羞恥ものであり、その方面では満足度はあるのだけれど、不特定多数の面前でという要素が少ないために、露出ものとしては物足りないように思えてしまいます。
どこに注目し何を目当てにするかで楽しめるかが決まりますので、その点は事前にチェックしておくべきなのでしょう。
<グラフィック>
いかにも気が強そうで、キャラデザはかなり好みです。
またシチュもマニアックなものも多いので、一つ一つの絵やシーンは満足でした。
しかし価格のわりにCGが少なく、その点で少し物足りなさを感じてしまいますね。
<評価>
総じて、気の強い女性の恥ずかしがる姿が好きであれば楽しめるけれど、そうでなければスルーした方が賢明なのでしょう。
個人的には非常に好みとする方向ではあったのですが、CGとそれに伴うイベント数が価格のわりに少なかったことが、やや不満にも感じた作品でした。
ランク:C-(佳作)
Last Updated on 2024-11-29 by katan
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