『エターナルアルカディア』は2000年にドリームキャスト用として、セガから販売されました。
製作はオーバーワークスになります。
空の印象が強い作品でしたね。
<感想>
ゲームジャンルはRPGになります。
もっとも、通常のRPGとは大きく異なり、島や大陸が浮かぶ世界を空飛ぶ船に乗って冒険するのです。
この冒険という部分に関しては、本当に素晴らしい出来でした。
2000年のドリームキャストということで当時最高水準のグラフィック、しかもポリゴンで構成されているので360度グルリと見渡せます。
そんな世界の中で船に乗って自由に飛び回る様子は、本当に冒険した気にさせてくれたものです。
正直、この部分はFF12に爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいですよ。
世界観を見事に表現したシステムは、見事としか言えません。
かように、グラフィックや世界観、冒険を感じさせてくれるシステムは素晴らしかったのですが。。。
肝心の戦闘がイマイチでしたかね。
いや、それなりには凝っているとは思うのですが、如何せんテンポが悪いというかダルかったです。
これは、ゲーム全般についてもあてはまるでしょうか。
魅力的な要素は多々あるものの、終始テンポがのろいために、イマイチ熱中できませんでした。
そういう意味では、非常に勿体無かったですね。
このテンポの悪さが気にならなければ、きっと傑作にも思えたんでしょうけど。
そういうわけですので、自由に大空を冒険したいなって人で、ロードとかテンポの悪さが気にならない人には、本作はオススメと言えるかと思いますね。
このゲームの魅力は他のRPGでは得がたいものですので、今でも挑戦してみる価値は大いにあると思いますよ。
ランク:A-(名作)
Last Updated on 2025-01-20 by katan



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