『ジーコサッカー』は1994年にSFC用として、エレクトロニック・アーツ・ビクターから発売されました。
ある意味、SFC最大級のネタゲーでしたね。
<感想>
ワゴンの常連であるとか、あまりに売れないために『SM調教師瞳』に流用されたとか、話題性は高い作品でしたね。
関係ないけど『SM調教師瞳』もジーコサッカーも両方持ってた人って、一体どれだけいたんでしょうね。
私はその1人だったわけですが、『SM調教師瞳』は当然定価買いです。
それでも、定価であっても購入できただけマシかもしれません。
近所の店なんかはプレミア状態でしたから。
それに対して本作は、新品を30円だか300円だかで買いました。
定価が9800円なのでありえないくらいに安かったのですが、世の中には10円で買った人もいるみたいなので、これでも世間の相場より高く買ったのかもしれません。
そういうわけで、クソゲーの代名詞にもなっているこのゲーム、ジャンルとしてはリアルタイムのサッカーSLGってところでしょうか。
これをアクション系のスポーツゲームとして捉えると、おそらく全く楽しめないでしょう。
本作はキャラを直接動かすのではなく、簡易的な表示を用いて指示を出すことで進行します。
つまりは、テクモの『キャプテン翼』に似たタイプなわけです。
テクモの『キャプテン翼』シリーズは好きでしたし、根本的に私はこういうのは好きなんですよね。
ただ、本作はテクモの『キャプテン翼』シリーズから、あの原作をも超えたと言われる熱いストーリーと、魅力的なキャラたちと、派手で見応えのあるグラフィックと、興奮させられるサウンドと、スピーディなゲーム展開や快適な操作性を取っただけなんです。
・・・って、こう書くと、やっぱり果てしなくつまらなく見えますかねw
まぁ、お世辞にも面白いと言い切れるゲームではないですが、
『キャプテン翼』シリーズの4までと5の中間のようなシステムで、しかも5より先に発売されていますからね。
個人的には、ゲームシステムについては、見るべきところもあったかと思います。
<評価>
総合では凡作でしょうね。
決して悪いだけの作品ではないと思います。
これで対戦ができるか或いはモッサリ感がなければ、私は佳作扱いでも良いとすら思っていますしね。
でも、それがなかったので凡作扱いに落ち着きました。
まぁ、評価は結果的には芳しくはないのですが、新品をありえない価格で買ったわけですし、マンネリ路線ではない独自路線のゲームでしたので、そういう意味では値段分以上には楽しませてもらった作品でした。
Last Updated on 2024-10-05 by katan
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