『よつのは』は2006年にWIN用として、ハイクオソフトから発売されました。
演出に力の入った、見ていて楽しい作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
「三年後。 あの子は、どんな風に笑うんだろう」
夏休みの終わり。通っていた学園が廃園となった別れの日。
幼なじみ達は、それぞれの想いをタイムカプセルにつめ込んで三年後の再会を約束した。
――約束の夏。
変わってしまったものも変わらないものもあわせて
思い出の学園で成長した幼なじみ達との思い出探しが、始まる。
<感想>
本作はノベル系のADVなのですが、場面に応じて直接移動させるシーンもありました。
他にも本作は演出面に特徴があって、カットインや噴出し等が豊富であり、見ているだけでも楽しかったです。
ゲームシステムにこうした演出が加わり、普通の読むだけのノベルに終わらせたくない、何か工夫したいという姿勢は伝わってきましたし、その点ではとても好印象でした。
もっとも、噴出しが複数重なってちょっと煩わしかったり、移動させる部分も微妙に面倒臭かったりで、せっかくの意欲も少し空回りしていたように思います。
その点につき私はプラマイゼロって感じで捉えましたが、もし普通のノベルで十分だよと思っている人の場合だと、余計な物が加わったとしてむしろマイナスの印象にもなりかねません。
そういう意味では、まだまだ課題も多いと言えるでしょうね。
ストーリーは恋愛系になるのですが、属性的にはロリ及び幼馴染ものになります。
幼馴染の成長した姿が出るということで、幼馴染好きのツボをしっかりと刺激してくるような、そんな配慮は見受けられました。
ただ、出来自体はいたって普通なんですよね。
<評価>
総じて、いろいろ工夫しようとした姿勢が随所で見受けられるものの、練りこみがいまいち足りなかった作品でした。
私はその姿勢を評価して佳作と判断しておきますが、単純なノベルで良いよって人だと、もう少し評価が厳しくなるかもしれませんね。
まぁこのゲームの時点では、いろいろ不満に感じる部分もあったのですが、このゲームがあったからこそ次の『さくらさくら』にもつながったのでしょうし、着実に進化しているんですよね。
単なる読み物でないゲームとしての物語作りをしようとする姿勢は、とても好印象で応援したくなります。
・・・が、如何せん、ここはソフトの出るペースが遅すぎるわけで、度重なる延期はそれだけでファンを失いかねないですから、その点だけは改善してコンスタントに新作を出して欲しいものですね。
ランク:C(佳作)

Last Updated on 2026-02-17 by katan


コメント