『三国志3』は1992年にPC98用として、光栄から発売されました。
光栄の三国志シリーズの第三弾ですね。
主な変更点は、これまでのような国単位ではなく、都市単位での攻略となりました。
<感想>
ゲームジャンルは言うまでもなく、国取り系の戦略SLGになります。
シリーズ作品であることから、マンネリ化が怖いところでもあるのですが、今回から都市単位での攻略が可能となり、全然別のゲームをやっているかのような新鮮さがありました。
ゲームとしての完成度は更に増していますし、独自性と完成度を上手く両立させた素晴らしい作品でした。
ちなみに、前作からの変更点としては、上記の他にもあって、前作で新君主を作れたのですが、本作では新武将も作れるようになりました。
また、身分の概念が生まれたのもこの作品からでした。
身分の概念が加わった上に能力値も細分化されましたので、より感情移入がしやすくなりましたね。
まぁ、個々の武将のパラメーターに関しては、こだわりが強い人ほど異論も出てくるのでしょう。
この問題は人によって異なってくる以上、完全な解決はありえないと思います。
でも、初期の頃は、それこそ文官と武官レベルの取り違いも多く、いやこれは幾ら何でもありえないだろってのもままあったわけでして。
そこは光栄も少しずつ研究が進んでいったのか、作品ごとに改善されていったんですよね。
そして、とりあえず納得できるくらいになってきたのが、この作品あたりからだったわけでして。
そういう意味でも、本作の満足度は高かったですね。
<評価>
三国志シリーズはこの後もずっと続くので、プレイした年代によっても好きな作品は異なってくるかもしれません。
でも、私が一番長く遊んだ作品はこの3で、それでもう満足しちゃったんですよね。
そういうわけで、個人的には本作を名作としておきたいと思います。
毎年のように新作が出て、それですっかり飽きてしまったのですが、今見たら2006年が最後なみたいで。
時間がとれたら、またゆっくりとやってみたいものですね。
ランク:A(名作)
Last Updated on 2024-08-26 by katan
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