隣人に壊されていく俺の妻

『隣人に壊されていく俺の妻』は2017年にWIN用として、Waffleから発売されました。

なんか、思ってたのとちょっと違ってたかな・・・

＜概要＞

ゲームジャンルはノベル系ＡＤＶになります。

あらすじ・・・
送られてきた映像に、妻に似た女性の痴態が……。
変化していく妻と、代り映えのない毎日……。
出張先のホテルで休んでいると、見知らぬ相手から『リンク付きメール』が届く。
興味本位でクリックしてみると、そこには妻によく似た女性が、男性に『犯されている』映像が映っていた。
出張から戻ってきてから注意深く妻の様子を伺っていたものの、普段と『変わりのない態度』に安心する。
ある日、隣の空き部屋に金森ユウジと言う男が引っ越してくる。
見た目とは裏腹に、丁寧な物腰の金森に抱いていた『不安』はすぐに消えた。
だから、金森が来てから少しずつ変わっていく妻の『変化』に、気づく事が出来なかった……。

＜感想＞

普段、あまり音声にどうこういうこともないので、サンプルで聞いたりもしなかったですし、それでプレイするまで分らなかったのですが、なんかヒロインの声が可愛らしすぎて、このヒロインの絵と合ってない気がして。
そのため、どうにも違和感がつきまとってしまいました。

まぁ、その辺は好みの問題でしょうから、大丈夫な人は大丈夫なんでしょうが、気になる人は、事前に確認はした方が良いかもしれません。

内容としてはNTRになるのだけれど、本作のヒロインは最後まで堕ちない系ですので、すぐ堕ちるヒロインよりも抵抗するヒロインの方が好みであれば、より楽しめると言えるでしょう。

私は、抵抗するヒロインの方が好みですので、そういう意味では自分向きの作品ではあったのだと思います。
ただ、今回改めて思ったのは、すぐ堕ちるヒロインに不満を言う人が多いのに、それでもブランド側が堕ちるヒロインばかり作るのには、それはそれで理由もあったのかなということでした。
つまり、堕ちないヒロインで面白くし続けるのって、作品を作る上で難度の高いことだということです。

本作のヒロインは最後まで抵抗するタイプなので、それ自体は私には良いことなんですけどね。
その反動もあってか、なんか展開が単調に感じてしまって。
堕ちるヒロインは、少なくとも堕ちたという段階で、一度は大きな変化があるわけですが、堕ちないヒロインはそれがないだけに、別の何かを用意する必要があるわけで、それだけに難しいということですね。
また、Ｈシーンばかりというのも、エロ目的では良いことなのだけれど、単調さに拍車をかけてしまうという要因にもなっているのでしょう。