『PERSIOM(ペルシオン) 約束の集う場所』は2000年にWIN用として、アリスソフトから発売されました。
シンプルながらも中毒性の高いダンジョン探索で、個人的には好きな作品でしたね。
<感想>
ゲームジャンルはダンジョンタイプのRPGになります。
主人公は3人いて、プレイヤーはその中から1人を選びます。
つまり計3人分のストーリーを楽しむことができるのですが、ストーリーはアリスらしさはあるものの、かなりあっさりめです。
ストーリーはメインではなく、ゲーム部分を飽きさせないためのオマケみたいなものであり、適度な緩急をつけたものと思った方が良いでしょう。
システム的にはRPGとパズルが融合したような感じで、ちょっと独特です。
本作は目押し要素で適度な反射神経を必要とし、パズル要素で適度に頭を使います。
この適度というのが絶妙でして、1つのマップが10分かそこらで終わるのと相まって、妙に中毒性があるんですよね。
やりこみ要素というか延々と遊ぶこともできますし、にょシリーズの戦闘を目押しにして、マス目の移動にパズル要素を加えた作品といった感じで、細かいシステムは違えど、方向性はにょシリーズに通じるものがあると思います。
最初見たときは、何だ大したシステムでもないじゃん。
まぁ、ちょっとは捻ってあるようだけど・・・くらいに思えるんですよね。
とりあえず、ストーリーを追っているときには、そんな風に考えていました。
でも、はまりだすとズルズルプレイしちゃうんです。
上記のように1マップが短時間で終わりますので、ちょっとした空き時間にも最適ですしね。
大作系のゲームは纏まった時間がないとプレイできないし、集中してる時は良いものの、何度かクリアして飽きると中々再プレイしようって気になれません。
重いゲームはさぁやろうって意気込みが必要ですが、本作にはそんなものは不要です。
だから、ふと思い出したときにいつでも楽しめるんです。
結果的に、総プレイ時間ではかなりのものになりましたね。
アリスの1999年は大豊作で、2001年末には大作『大悪司』があり、どうしてもその間の作品は低く見られてしまっています。
確かにペルシオンもストーリーはそれ程優れたものでもないですし、システムもこぢんまりとしていて、他の大作系のRPGやSLGより小粒に見えてしまいます。
そのため、本作を叩くのは簡単とも言えるでしょう。
しかし、他社のゲームも含めて、大作系の多くはシステム的にはどこかで見たようなものが多いんですよね。
アリスのフルプライスのRPGやSLGなんて、ここ10年くらいはそんなのばかりですし。
このゲームのようにちょっとしたアイデアが光っていて他と被らず、空いたわずかな時間でも気軽にプレイできて、それでいて飽きずに長く遊べるゲームって、以外に少ないように思います。
ある意味、良かった頃のアリスらしさを残した、最後の作品なのかもしれません。
名作かと言われるとちょっときついかもしれませんが、十分に良作だとは思います。
とりあえず頭を使う要素がある分、私はにょシリーズよりも好きだし1ランク高く評価して良いと思いますね。
名作が遊びたいって意気込んでいる人には、ペルシオンは向かないかもしれません。
でも、PCに常駐させておくと、ちょっとした息抜きに役立つわけで、こういうのもたまには良いですよね。
ランク:B(良作)
Last Updated on 2025-03-24 by katan




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