『人妻蹂躙飼育 ~悲鳴が嬌声に変わるまで躾けてやる!~』は、2013年にWIN用として、Monogramから発売されました。
ある意味、とっても潔い構成なのかもしれませんね。
<概要>
商品紹介というか、あらすじは以下の通り。
「んっ、んうっ、んんうぅぅぅっ……!」「それじゃ――」
溝口俊宏(みぞぐちとしひろ)は、自宅をあとにする。
奥から聞こえてくる女のうめき声を聞きながら……会社に到着。
自分のデスクに座り、上司『望月司(もちづきつかさ)』の顔をちらり、と見る。
そこには、どこか元気のない姿が。白々しく声をかける‘俊宏’。
上司の‘望月’は、「本当になんでもないんだ。君にまで心配させてしまうとは。
大丈夫だ、お疲れさま」そんな姿に‘俊宏’は、意味深な笑み浮かべる。
「ただいま」帰宅し明かりをつけ、そのまま奥の部屋へと進む。
「んっ……んうっ……んっ、んんん……」
「たっぷり楽しんでくれたみたいだね」明かりをつけ、を見下ろす。
「今日も課長は面白かったよ。必死になって隠そうとしてさ。
きっと今も苦しんでるだろうねぇ?妻が、沙奈江さんがどこにいるのか。
どこへ行ってしまったのか。そればかりを気にしてさ。
明日あたり、仕事でポカるんじゃない?」
「んっ!んんーっ!んんんんんんんんんんっ……!!!」
「なにその顔?アイツのことより自分のことじゃない?ね、沙奈江さん」にまりと笑みを浮かべる。
そこには、上司の妻‘望月沙奈江(もちづきさなえ)’の姿が…。
<グラフィック>
熟女というより、色気の漂うセレブ系マダムという感じのヒロインに惹かれた本作。
原画の吉澤友章さんは、私はすっかり忘れていたのですが、昔に『黒の断章』とか『Esの方程式』を手掛けた方なんですね。
一時期可愛い系の絵柄にシフトしていたのかなと思ったのですが、今はまた違った感じになっていたようで、ちょっと驚きでした。
グラフィック自体は良かったと思うのですが、シナリオと私の相性の関係で堪能しきれなかった部分が強いですね。
<感想>
あらすじを見れば分かると思いますが、主人公が上司の妻を監禁して陵辱調教する話になります。
普通は監禁に至る経緯から入ると思うのですが、本作は開始時から既に監禁状態にあり、ぶっちゃけ後はやるだけです。
ストーリーらしきストーリーもなく、本当にそれだけですね。
エロから始まり上司との会話が間に挟まりつつも、基本的にエロばかりですので、完全な抜きゲーです。
奇抜なシチュはないものの、その分普通にエロさを求めたと。
ある程度のストーリーであるとか、ヒロインに魅力を感じるためのイベントが欲しいと考える私とは、あまり相性が良くない作品なのでしょう。
逆にエロさえあれば良いという人なら、楽しめる確率は上がると思います。
主人公は見事なまでのクズであり、成敗されることを望んでしまうようなキャラです。
まぁとにかくストーリーには期待しない方が良いでしょうね。
好みや肌に合うかとか以前に、そもそも存在しないのですから。
<評価>
絵が比較的好みということを考慮しても、全体としては物足りなかったかなということで、個人的には凡作としておきます。
ただ、どちらかと言うと私と相性の悪い作品という面もあり、単純にエロの量が多ければ十分というのであれば、もっと楽しめるように思いますね。
ランク:D-(凡作)
Last Updated on 2024-11-07 by katan
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