『府立メタトポロジー大学付属女子高校』は1993年にPC98用として、R-FORCEから発売されました。
元々は同人ゲームだったのですが、根強い人気のあった作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはSRPGになります。
このゲームは当初は同人ゲームでして、今は懐かし自販機のTAKERUなんかで売られていました。
その後、ANJINの協力もあって1996年には市販版が発売されています。
今となっては懐かしい思い出ですが、自販機で同人ゲームが買えるって、何か胸踊るものがあると思うのは私だけでしょうか。
そして数あるゲームの中でも、『府立メタトポロジー大学付属女子高校』の名は一際異彩を放っています。
本作の通称は『府メ女』で、市販版の『府立メタトポロジー大学付属女子高校SP』は、『メタ女』と呼ばれることが多いです。
そして、肝心の中身は名前以上に個性的な内容となっていました。
<感想>
『府メ女』はその名の通り、女子校が舞台です。
でも、何か1000年の歴史とか豪華な建物とか、スケールが半端じゃないんですよね。
そんな中で、女生徒同士が殺し合いを繰り広げるのです。
端的に言うと、これは馬鹿ゲーなんですよね。
しかし、なまじテキストが上手いものだから、独特なテンションに一気に引き込まれていきます。
個性的なストーリーと個性的なキャラだけでも満足なのですが、ゲームもまた凝っています。
途中で特技を覚えさせることが出来たり、ストーリーが分岐したりと。
SRPGで分岐するのは、当時ではかなり珍しかったと思います。
これに音声まで付いてくるんですからね、本当に素晴らしい出来でした。
まぁ、細かい所にアラがあったから市販版では手直しがあったんでしょうが、(両方の記憶が曖昧になっているため、ごっちゃになって書いてたらすみません)同人としては群を抜いていたとも思えますね。
今はフリーでもできるので、ぜひともプレイしてもらいたい1本かと思います。
ランク:A-(名作)
Last Updated on 2024-09-14 by katan
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