FORTUNE ARTERIAL

2008

『FORTUNE ARTERIAL』は2008年にWIN用として、AUGUSTから発売されました。

AUGUSTの代表作の1つであり、評判が良さそうなのでプレイした作品でした。

<感想>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

内容的には学園恋愛モノになるのでしょうが、端的に言えば萌えゲーですね。
良く言えば王道路線で、悪く言えばテンプレ萌えゲー。
そんな作品なんだと思います。

とは言うものの、似通ったゲームが氾濫する中では、それらのゲームに最大公約数的に含まれる部分に関しては、非常に優秀な部類だったのではないでしょうか。

キャラ原画はべっかんこうさんで、人気のある原画家さんですよね。
私は特別な印象を抱くまでにはいたらなかったものの、わりと好きな方ではあると思います。

そのキャラの立ち絵もこまめに動きますし、見ていて飽きないように配慮されています。
それに加えて非常にテンポが良いので、心地よく楽しむことができるんですよね。
萌えノベルはこういう風に作れという良いお手本のような作品で、こういう路線が好きな人から支持を得られるのも、分かるような気がしました。

また、不快な要素とかもないですし、萌えゲーの入門作品としても非常に秀逸な作品とも言えるでしょう。
萌えゲーの初心者向け作品は毎年のように出ているのですが、本作の出た2008年の時点では最もオススメしやすい作品だと思います。

ただ、私はそういう最大公約数的な枠からはみ出た部分、つまりは他にはないっていう部分に注目しますので、その方面からはどうしても物足りなさを感じてしまいました。
ストーリー自体もそれ程でもなかったですしね。

<評価>

総合では佳作ってところでしょうか。

ストーリーの弱さをキャラやグラフィックでカバーした感じですしね。
グラフィックは、キャラだけだったら特に印象に残らなかったのかもしれませんが、背景がところどころで良かったんですよね。

キャラと違って背景は見た目で誰がやったかすぐには分からないし、私は念入りに事前情報を調べる方でもないのですが、案の定、背景には、ゆうろさんが絡んでいたんですね。
ゲームをやっていてこのゲームは背景や構図が良いなと思ったら、ゆうろさんが絡んでいる場合が非常に多いわけでして。
地味だけど、いつも良い仕事をしているなって思います。
AUGUSTの作品には、当初はあまり良い印象を抱いていなかったのですが、本作あたりから、その印象がかわってきたのですが、その大きな要因は、この背景部分にあったといえるでしょう。

まぁ、私の感想はそんなところですが、一番のウリであるキャラ原画で私は高い点をつけていないので、もし原画家の大ファンなら良作以上と感じるのも十分に理解できるなと思った、そんな作品でしたね。

ランク:C(佳作)

Last Updated on 2026-10-04 by katan

コメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 46ed789b4a066ff741260ac4b967c179
    どもです。
    月は東に~でファンになって夜明け前もかなり気に入ってたのですが、このゲームは、導入部分の生徒会勧誘シーンがあまりにも独善的で強引過ぎて、気分悪くなった記憶がありますね(笑)
    吸血鬼がすげぇのは良いとして、でもその勧誘の筋の通らないやり方とは関係無いよね? なに? 結局暴力? って感じで、意味も無くマジギレした記憶があります(爆)
    私は、和風音楽と伝奇物とJOKERの影響で吸血鬼設定に異常な上方修正が入る傾向にあるんですが、それらを吹き飛ばすには十分だったですね。
    内容は、本筋の伽耶さんルートにたどり着く最低条件として各ヒロインのクリアーをしていくわけですが、夜明け前と違って、本筋を理解するための情報的価値が低いヒロインがゴロゴロ(失礼)して居たため、面倒でしたね。
    なんというか、話しに腰が据わってないのですよ。
    要らない情報ばかり氾濫してて。
    その辺を整理して、なおかつ追加ヒロインを付けてPS3で……って話が出てたんですが開発中止。
    この作品は内容も開発環境も終始ドタバタしていたのが非常に残念でした。
    これで興味が失せてしまって、その後の図書館やユースティアを見合わせてしまいました (´・ω・`)
    ではでは♪

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    たぶん私は、テンポの良さもあって、
    その辺はわりきれた感じですかね。
    なんかもう、あまり覚えてないけれど。
    でもまぁ、他の作品にしてもそうなんだけれど、
    一度気になるともう駄目ってのはありますからね。
    気持ちは分かります。
    図書館はともかくとして、ユースティアは毛色が異なりますので、
    従来の8月作品が合わない人でも合う可能性はありますし、
    ファンもいるようなので、本作とかで興味を失って見合わせたのであれば、
    検討してみる価値はあるかもしれませんね。

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