『ドキドキカードリーグ』は1990年にPC88用として、グレイトから発売されました。
レッスルシリーズの原点とも言える作品になるのでしょうか。
<概要>
ゲームジャンルがカードバトルSLGになります。
グレイトの代表作と言えばレッスルエンジェルスシリーズであり、レッスルエンジェルスと言えばカードバトルです。
本作は、そのレッスルに先駆けてカードバトルを導入した野球ゲームでした。
このゲームがあったからこそレッスルにも繋がったんでしょうね。
<感想>
グレイトのこの手のゲームの歴史ってのは、結構ややこしいので、関係性等、よく分からない方も多いのではないでしょうか。
まず、本作がカードバトルを用いた女子野球ゲームなわけですね。
結構ランダム性が強いので好みは分かれるかもしれませんが、だからこそ先の展開が読めずに盛り上がれたようにも思います。
また、負けると再試合となるのですが、その場合にはポイントを割り振って育てることもできますので、地道にやっていけば大丈夫な作りではありました。
その後、そのシステムを発展させた女子プロレスゲームとして発売されたのが、グレイトの看板シリーズとしても名高いレッスルエンジェルスシリーズになります。
そして、そのレッスルシリーズのキャラを用いて、もう一度野球のカードリーグをやろうって企画されたのが、『DokiDokiぷりてぃリーグ』シリーズでした。
さらに『DokiDokiぷりてぃリーグ』のキャラを一新して、PS用に女子野球部員育成恋愛SLGとして作り直されたのが、『ドキドキプリティリーグ』というわけです。
何だかややこしいですよね。
でも、いずれにしても、根っこを辿ればこのゲームに行き着くのでしょう。
<評価>
総合では良作とします。
出来としては、生粋のSLG好きには物足りないでしょうが、可愛いキャラに珍しい女野球もののゲーム、それでいてありきたりなシステムではないことから、個性はハッキリしているし新鮮にプレイできました。
古い作品ではありますが、レッスル系が好きな人は原点として楽しめるのではないでしょうか。
ランク:B(良作)
Last Updated on 2024-06-18 by katan
コメント
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これは懐かしいですね。
野球ゲームなのにカードゲームというのが
斬新でした。
ファミスタに代表されるように、自分で操作するのが
野球ゲームの基本でしたからね。
レッスルの原点ともいえるこのゲーム、プレイしたのは
レッスルの後からでしたが、かなり楽しんで
遊び倒しました。
こういう野球ゲームもいいものですよね。
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>>こげぱんださん
コメントありがとうございます。
私もレッスルシリーズは好きでしたが、私以上にレッスルシリーズを愛するこげぱんださんならきっとプレイしているだろうと思っていました。
>ファミスタに代表されるように、自分で操作するのが 野球ゲームの基本でしたからね。
そうなんですよね。
アクション系がほとんどなだけに、こういう切り口もあるんだなと、とても新鮮に感じました。
もっとも、私もレッスルが先で、プレイはこっちの方が後でした。
でも、それでもまた違った雰囲気があって、とても楽しかったです。
こういうノリのゲームはあまりないので、たまにやりたくなりますね。