『カルドセプト』は1997年にSS用として大宮ソフトから発売されました。
後にPS版も発売されています。
ちょっとしたことなのだけど、これはアイデアの勝利ですね。
<感想>
私が好きなのは優れたストーリーであり、可愛いキャラであり、斬新なシステムだったりします。
それらが得られるならば、コンピューターゲームである必要もありません。
面白いストーリーを求めて小説は読むし、可愛いキャラを求めて漫画を読んだりアニメを見たりします。
斬新なシステムだって例外ではありません。
斬新なゲームデザインって、ドイツのボードゲームに多いんですよね。
もう毎年のように面白いボードゲームが発売されています。
コンピューターゲームが日本でカードゲームがアメリカならば、ボードゲームはドイツの独壇場でしょう。
ドイツのボードゲームには、最近のコンピューターゲームで失われかけているアイデアが、豊富に詰まっています。
ただね、ボードゲームには1つだけ絶対的な難点がありますよね。
つまり、人が揃わなければ遊べない。
皆で集まることが容易だった頃はボードゲームにもはまりましたが、今では遊ぶ機会も無く埃をかぶったままです。
そうなってくると、やっぱり一人でも遊べるコンピューターゲームは必要なわけでして。
FC時代とかはわりとボードゲームも多かった気がするのですが、年々数は減っていき、あっても続編ばかりな状況が続いていました。
『カルドセプト』は久しぶりに出てきたオリジナルのボードゲームであり、ゲーム機でやるボードゲームファンを久しぶりに歓喜させた作品でしたね。
ということでジャンルはボードゲームなのですが、細かくみると「モノポリー」+「マジックザギャザリング」ですね。
両者の融合系ということで斬新さは少し欠けるとの見方もできますが、この2つの超名作の良さをあますことなく融合させたという点からは、高く評価されて然るべきでしょう。
ゲームバランスなんかも絶妙でしたしね。
ずっとやってても、ちっとも飽きませんもん。
この類のゲームにつきまとう難点として、1人でやってて楽しいのかっていうのがあります。
本作はカードゲームの要素もあるわけですが、このカードのイラストが奇麗な上に種類が一杯ありましたからね。
全てのカードを収集したいっていうコレクター魂に火がつき、1人での長時間プレイにも何ら支障はなかったです。
限定版でも良いから、実物カード付きとかってのがあれば嬉しかったんですけど・・・
そこまでは欲張りすぎですかね。
ボードゲーム&カードゲーム初心者でも楽しめるし、玄人でも楽しめる。
本作はそんな貴重なゲームだったと言えるのではないでしょうか。
ランク:A(名作)
Last Updated on 2024-12-08 by katan
コメント
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実物のカードの解釈次第ですが、トランプのようなカードでしたら、Amazon購入特典などがありましたよ。
(今はメルカリなどで取引もされてますので確認できます。)
それにしても、カルドセプトは面白いですよね!
DSで発売以降、カードフルコンプ、ネット対戦500試合以上は各作品でしていました。
新作が出るのを楽しみしているのですが、難しいのでしょうか。
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続編にはAMAZON購入特典等でカードがあったようですが、初代にもあったんですかね。
それは知りませんでした。
カルドセプトシリーズも良いですが、個人的には、完全新作の新しいボードゲーム・カードゲームを作ってもらいたいですね。