『AYAKASHI アヤカシ』は2005年にWIN用として、CROSS NETから発売されました。
今振り返れば、勢いがあったのは、この頃までですかね。
OPアニメが綺麗な作品でした。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
主人公・久坂悠は、幼少時にある特殊な力を身につけた学生である。
何事にも無気力・無関心な彼は、周囲から価値の無い人間と思われていた。
自らの‘力’を使ってくだらない悪さを働く日々。
そんな彼の前に「夜明エイム」と名乗る謎の少女が現れた時から、悠の生活は一変する。
悠を狙う「アヤカシ」と呼ばれる不気味な生物と、アヤカシを操る人々の来襲。
悠もまた、自身に秘められた「アヤカシ使い」としての本当の能力に覚醒し……。
いま、壮絶なバトルの幕が切って落とされる!
<感想>
この当時、少し流行っていた、伝奇燃えゲーの中の一本ですね。
内容自体は、特に変わったところはなかったかな。
後述するように、本作の特徴はアニメ調の演出であり、平均レベルのストーリーが優れた演出により魅力を増し、作品全体としての評価のアップにつながったという類の作品ですね。
私は、燃えゲーは元々好きだったのだけれど、ゼロ年代に増えだした燃えゲーは、個人的には楽しめない作品ばかりでした。
どうにも厨二ゲーばかりというか、少年向け漫画にエロをくっつけただけの作品ばかりだったものですから。
この時期に燃えゲーでハズレばかり引き続けたことから、以後は、エロゲーに関しては、むしろ燃えゲーと聞いただけで敬遠するようにすらなりましたし。
ただ、まぁ、18歳以上とは言っても、10代の頃は少年漫画とかまだ楽しいと思える時期ですし、エロゲデビューしたての初心者が、この時期の燃えゲーに手を出したらはまるのも、心情的には分かりますけどね。
さて、本作の一番の特徴は演出であり、特にアニメは非常に高品質です。
本作レベルのものは、今でもほとんどないというか、むしろ最近のより本作の方が優れていると言っても、決して言い過ぎでなかったりもします。
そのため、燃えゲーが好きで、アニメ調の演出が好きな人ならば、本作はかなりツボにはまる作品だと思うし、それだけの内容を持った作品でもあるのでしょう。
もっとも、個人的には、ストーリーに関しては上記のとおりだし、アニメ調の演出にも疑問を抱き始めていた時期だったので、私の評価のポイントとはずれてしまった作品でもありました。
したがって、最初は記事も書くつもりもなかったのですが、ふと、クロスネットが懐かしくなったものですから。
クロスネットは、『瞳裸』シリーズの頃は、何だかわけの分らんブランドという印象でしたが、『DEEP VOICE』(2001)が注目を浴び、ブランド自体も注目すべき存在へと成長しました。
そして『メイプルカラーズ』(2003)がヒットして、個人的にも要注目ブランドになったんですよね。
そうした状況での本作であり、結局今振り返ってみると、『メイプルカラーズ』の頃が頂点で、ピークが続いたのも本作頃までだったのかなと。
クロスネットが元気だった頃の最後の作品という意味では、本作にはまた違った味わいもあるように思い、ふと懐かしくなってきたんですよね。
<評価>
評価については、大体既に書いたとおりです。
私の評価とはずれてしまうので、点は高くなりません。
しかし、上記のとおり、はまる人が出るのも十分理解できる作品ですし、グラフィックは今でも十分通用する作品ですから、この手のジャンルが好きな人にはおすすめできる作品だと思いますね。
Last Updated on 2026-02-14 by katan




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