『A列車で行こう』は1985年にPC各機種用として、ポニーキャニオンから発売されました。
古くから続くA列車シリーズの初代になります。
<感想>
ゲームジャンルはSLGになります。
シリーズが続くと次第に飽きられもするのですが、A列車シリーズは鉄道を題材にしたSLGという基本路線は同じなものの、時々大胆にコンセプトを変えてきます。
A5辺りからグラフィック重視になりますが、その後またゲーム性重視になったりと、いろいろなのですが、特に評価の高いのは3や4の経営SLG色が強まった頃なのでしょうね。
初代である本作は、まだそういう経営SLG色が強くありません。
目的地まで鉄道の線路をひくことが目的となるわけですが、ここはこうしなければならないという場面もあり、結構パズル色の強いゲームでした。
SLGと記載はしたものの、むしろパズルゲームの延長と考えた方が楽しめるでしょうね。
個人的にはやっぱり経営色の強くなった頃の方が好きなのですが、初代のちょっと複雑なパズル系の路線も決して悪くないわけでして。
これはこれで名作だったよなと思うわけです。
発売時期を考えれば尚更凄いとなりますし。
今後もA列車シリーズは変わり続けるのかもしれませんが、たまには原点復帰したこういう路線も良いかと思いますね。
ランク:A-(名作)
Last Updated on 2024-06-18 by katan
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