夜勤病棟

1999

『夜勤病棟』は1999年にWIN用として、MINKから発売されました。

陵辱ゲーとしては別格のキャラの可愛さで、大ヒットした作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

商品紹介・・・
与えられた一ヶ月の期間内に、主人公はターゲットとなる四人の看護婦を性奴に堕とさなくてはならない。彼女達を密かに付け回して秘密を掴み、それをネタに脅迫し、いやがる彼女達をはずかしめて、さまざまな女体実験を施すのだ!

<感想>

『夜勤病棟』自体は結構古い10年以上前の作品なのですが、ミンクのヒット作でかなり売れましたし、シリーズ化もされ、アニメも大ヒットしたので、意外と知名度は高いのではないでしょうか。

ジャンルはいわゆる調教ADVで、医者である主人公が4人の看護婦を性奴へと仕立て上げることが、ゲームの目的となります。

調教ゲームというとSLGのイメージが強いとうか、実際SLGが多く発売されてきたかと思います。
推理物を作るのにRPGとかではなく専らADVなのと同様に、調教物は決まってSLGという印象でした。

とはいえ、何も調教物だからといって、必ずしもSLGにする必要はないはず。
女の子の堕ちていく過程が大好きだからと言って、必ずしも育成SLGというシステムが好きだとは限らないですしね。
そういう人にとっては、夜勤病棟のような調教ADVは最適なジャンルでした。

まぁ、こういうのも流行や流れなんでしょうね。
恋愛ゲームもSLGから次第にADVにシフトして行ったように、今は調教系もADVが多数なわけで、むしろ最近始めた人には調教とSLGが結びついていない人もいるでしょう。
『夜勤病棟』を始めとしたSLGでない調教ADVが増えだしたのも、99年の一つの特徴なのでしょう。

そういうわけで純粋に堕ちる過程を楽しめる調教ADVは、後に増えていったものの、本作発売時には少なく珍しかったかと思います。
もっとも、数が少なかったのは確かなのでしょうが、唯一無二というわけでもありません。
したがって、これだけでは長所としては足りないのです。

そこで夜勤病棟のもう1つの特徴である、キャラの可愛さが大きな意味を成してきます。

恋愛ゲーには可愛いキャラの作品も多かったですが、当時の陵辱物とかには、中々可愛いキャラの作品がなかったですからね。

本作は、恋愛ゲームにも出てきそうな可愛いキャラで、それでマニアックなプレイもある陵辱物なわけですから、これはポイントが高いです。
こういうゲーム、当時は本当になかったのですよ。
だからこそ、その存在価値が高いのです。

どの娘も可愛いのですが、特に礼美はツボでしたね。
高慢だけど完璧な女性が脆く崩れていく様は大好きなのですが、見た目がかなり好きでした。

キャラが可愛い調教ADVと限定されてしまうと、この当時は他になかったかと思います。
私は多くの属性には対応できるのですが、正直なところナースは唯一と言っても良いくらい、刺さらない属性なのです。
そんな私でさえ、本作は良いと思えたわけですから、ナース属性のある人であれば、より一層楽しめたでしょうね。

<評価>

本作の良さというのは、今の人には伝わりにくいと思います。
ただ、当時としてはある意味革命的であり、こんなの今までなかったよというインパクトがあったわけでして。
そのため、その点を考慮し、総合でも名作とします。

ランク:A-(名作)

夜勤病棟

Last Updated on 2025-01-06 by katan

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