『終ノ空(ついのそら)』は1999年にWIN用として、ケロQから発売されました。
3大電波ゲーの1つと呼ばれた作品でしたね。
<感想>
今はどうなのかは知らないのですが、ゼロ年代前半頃に3大電波ゲーって言った場合、本作がその1つに含まれていました。
興味のない人は全く知らなかったかもしれませんが、一部の間ではかなり有名な作品だったってところでしょうか。
今はリメイク的・後継的な作品である『素晴らしき日々』があるので、認知度はむしろ上昇しているのかもしれません。
さて、電波ゲー自体は嫌いではないので注目していた作品でしたが、電波ゲーにおける本作の特徴的な点は、電波な中に哲学的な要素を取り入れたことにあるでしょう。
電波+哲学風というのは当時まずなかったと思うので、熱狂的なファンが生まれるのも頷ける気はしますね。
少なくとも、オリジナリティは及第点以上だったと思います。
本来ならば、そういうのは私の好みなんですよね。
だからこそ期待していたわけですし。
ただ、ラストがいまいちだったこともあってか、結局何をやりたかったのかがあまり伝わってきませんでした。
それと電波+哲学風というと何か凄そうに感じるかもしれませんし、理解できないと自分が足りないようにも感じられそうな雰囲気ですが、単純にストーリー展開に面白みがなかったのかなと。
やってて眠くなってきましたし、基本的にあまり上手くないように思います。
馬鹿に徹した電波ゲーとか、真逆の本格的な哲学書とか、そういうものの方が素直に楽しめるわけで、本作は新しい方向を進もうとして結果的に中途半端に終わった感じでした。
<評価>
グラフィック等、他の面も同人の延長上のようなゲームでしたし、総合的には佳作ってところでしょうか。
個性の強さは評価したいものの、内容が伴って無かったですね。
今にしてみれば、『素晴らしき日々』の内容を99年時に出せていたら、もっと楽しめていたでしょう。
そう思うと、ちょっと勿体無かったかもしれませんね。
ランク:C-(佳作)
Last Updated on 2025-01-13 by katan



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