『野外学習』は2005年にWIN用として、コンプリーツから発売されました。
同ブランドの看板タイトル、野外学習シリーズの第一弾になります。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・主人公・巧は、転校先の学校でいまいち馴染めずにいた。
そんな彼を見かねて、クラスのリーダー格の茜が、彼を「野外学習」に誘う。
それは、山奥のキャンプ場に数日間泊まり、自然観察やオリエンテーリングをする毎年恒例の行事だった。
徐々に打ち解けていく巧。
だがそれは、これから起きる「野外学習」の始まりに過ぎなかった…。
<感想>
ここの制作陣の代表作となると、オーサリングヘブン時代は『THEガッツ!』シリーズなのでしょうが、コンプリーツブランドになってからは、やはり「野外学習」シリーズになると思われます。
そして本作が、その第一弾になります。
ストーリーはシンプルであり、上記のあらすじにあるように、主人公が野外学習に行くことになります。
そこでは子供らが裸ですごすことになっており、子供らによる乱交が繰り広げられているのです。
屋外の、とは言え隔離された特殊な環境の中で、ショタな男の子や炉利な女の子らがバンバンやってしまい、しかも明るく楽しく乱交をしているわけですから、ある種のファンタジーを見せつけられたような気分であり、独自の世界観を有していたと言えるのでしょう。
その点は凄く良かったと思うし、だからこそ固定のファンも着いたのでしょうね。
ただ、これは私個人の願望でしかないのですが、せっかく子供を題材にしているわけですからね。
性に無自覚な時期や目覚め始める時期という、この時期の子供にしかない視線や感性も扱って欲しかったなと。
大人の視点から見た子供の物語は他にも幾つもあるけれど、本当に子どもの視線から描いた作品って非常に少ないですから。
だからこそ、そこをしっかり描けていれば、名作になるのになと思ったものでした。
余談ですが、コンプリーツの後の作品では、その点がしっかりできていた作品が登場しています。
やれるとしたらコンプリーツしかないだろとも思っていましたが、その時はさすがコンプリーツだと思い、当然ながら名作として以前に紹介したものです。
<評価>
独自の世界観を構築できた点は良かったものの、システム周りの弱さなど、幾つかの不満点もあることから総合では佳作としておきます。
青姦、炉利、ショタといった属性がある人なら、きっと楽しめる作品だと思いますので、もし未経験ならオススメですね。
それにしてもコンプリーツって、オーサリングヘブン時代も含めると結構ゲームも一杯作っているんですよね。
だからノウハウも蓄積されているはずなのだけれど、どうもプログラム面を極端に軽視する傾向があり、どの作品もコンフィグ等のシステム周りが非常に貧弱だったりします。
システム面にうるさい人は、少し気になるかもしれません。
システム周りが弱いことは、中にはあまり気にならない人もいるのですが、逆にそれが嫌でプレイしない人もいますからね。
ここのブランドは作品の内容は悪くないのに、ゲームの基礎となるプログラムを軽視していたことから、ストレスを感じたり古臭く感じられやすく、それで絶対に損しているよなとも思ったものでした。
ランク:C(佳作)

Last Updated on 2026-02-14 by katan


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