突発性ミルク娘 千夏 「もう、パパのせいでいっぱいでちゃうぅ!」

2011

『突発性ミルク娘 千夏 「もう、パパのせいでいっぱいでちゃうぅ!」』は、2011年にWIN用として、オーバードーズから発売されました。

『母乳が染み出る愛娘 愛美』路線の作品になりますね。

<感想>

オーバードーズは公式サイトでセールスポイントをきちんと書きますので、何をやりたいのかがハッキリ伝わってくるのが良いですね。
どういうゲームか気になる人は、最低限公式サイトを確認すべきでしょう。

もっとも本作は、『母乳が染み出る愛娘 愛美』と同じ路線の作品で、実質的には後継作にあたります。
『母乳が染み出る愛娘 愛美』をプレイ済みであれば、それのマイナーチェンジであると想像すれば間違いはないでしょう。

さて具体的な中身を見ていきますと、親父が娘に手を出す近親モノになります。
しかし背徳感とかそういうのは全くなく、今流行のイチャラブ系を親子でやってみましたって感じですね。
ストーリーらしきストーリーもありませんし、とにかく娘とイチャイチャするだけのゲームなわけで、そこを好意的にみるか否かで評価は分かれるように思います。

良い点をみていきますと、システムが基本的に『母乳が染み出る愛娘 愛美』と同じです。
つまり擬似リアルタイムの会話ということで、向こうから話しかけてきたり、会話に時間制限があったりすることで、より現実味が増しています。
また、いつでもキスとかパイズリに行けますので、見たいときにそういうシーンが見られるというのは、実用性重視の人には嬉しいでしょう。
さらに、吐息の演出や豊富な差し分もあって臨場感もありますし、ボリュームも前作より増しています。
加えて、娘が貧乳だったり巨乳だったりといろいろ変化する上に、母乳が豊富ですので、胸の大きさにこだわりがある人や、母乳にこだわりがある人にも向いているでしょう。

ただ、この良い点の多くは前作と同じなんですよね。
基本的な面白さは前作で味わっているわけです。
もっとも、前作では会話システムに改善の余地が大きく、意欲は買いたいけど今後に期待って感じの強い作品でもありました。
だからこそ次の作品に期待したくもなったわけですが、本作は確かにボリュームは増していますし、一応マイナーチェンジされていますが、ぶっちゃけほとんど変わっていないわけでして。
前作と同じで良いよ、ボリュームが増えればそれで十分と考えるならば、おそらく本作は楽しめるでしょう。
しかし進化や変化を求める人であれば、たぶん物足りなさを感じるのではないかと思います。
そういうわけで絵を変えただけの同じようなゲームというのが、率直な私の感想でした。
今にしてみればセールスポイントの項目が直前まで公開されなかったのも、本作ならではのウリの弱さを表した結果なのかもしれませんね。

そしてその変更された絵なのですが、娘としての可愛らしさは増しているものの、妙な崩れ具合もあったりしてCGのクオリティにはやや難がありますので、トータルではプラマイゼロって感じではないでしょうか。
ここの良し悪しはプレイヤーの好み次第で、どっちにでも転がるように思います。

<評価>

総合では佳作ってところでしょうか。
前回は良作にしましたが、同系統でインパクトが減ったわりには、それに見合うだけのプラス分はなかったので、どうしても1ランク下がって見えてしまいますから。

まぁ陵辱ではない萌え恋愛系の実用系作品であり、母乳の出る可愛い娘ととにかくイチャイチャしていたいなら買い、そうでなければスルーって感じの作品なんでしょうね。
全体的なクオリティは作品ごとに上がってきているのですが、過去作のようなニッチな分野における強烈なこだわりみたいなのがなく、その点がやや残念でもありましたね。

ランク:C-(佳作)

突発性ミルク娘 千夏 「もう、パパのせいでいっぱいでちゃうぅ!」

Last Updated on 2024-12-14 by katan

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