『レイルロードタイクーン2』は1998年にWIN用として、Gathering of Developersから発売されました。
ジャンルは経営SLGで、内容的には鉄道会社を運営するものになります。
<感想>
鉄道会社の運営SLGと言うと、私はやっぱりA列車で行こうシリーズが思い浮かぶわけでして。
特にA4はかなりはまりましたからね。
もっとも、A列車シリーズはPS版で3D方面に目覚めてしまい、90年代後半のWIN用及びゲーム機のシリーズ作品は、見た目重視かつゲーム性軽視な方向に進んでしまいました。
まぁ、あれはあれで見た目は楽しめるので、それなりには楽しめるんですけどね。
シリーズとしてその後も続いているのですから、一般的な需要もあったのでしょう。
だからいろんな方向性の鉄道経営SLGあっても構わないのですが、それでもやっぱりガッツリとハードな経営SLGもプレイしたくなるのですよ。
そうなると、5以降のA列車シリーズでは話になりません。
そんな時に発売されたのが本作なわけで、こちらはゲームとして十分に楽しかったですね。
特別何が凄いってわけでもないので私の基準では名作にはなれないのですが、少なくとも90年代後半からしばらくは、鉄道経営物はこれ1本で十分ってくらいの満足度はあったと思います。
純粋なSLG好きなら十分に名作と感じられる内容ですし、この時代を代表する鉄道ゲームと言えるでしょう。
経営SLGはグラフィックが弱くても、ゲーム部分が良ければ楽しめてしまうものです。
そういう点では、今プレイしても楽しめるゲームだと思いますね。
ランク:B(良作)
Last Updated on 2024-12-26 by katan
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