<日記> 2024年最後の日記

その他・雑記

当初、年始用の記事として書いていたのですが、後ろ向きな内容は年内に吐き出して、2025年は前向きな記事で始めたいと思い、急きょ変更しました。

<カランダッシュ バリアス KENGO KUMA>

節目の日記では何かしらボールペンを紹介していたのですが、2023年年末~2024年年始は、そもそも何も記事を書いていなかったんですかね。
今回、何を紹介しようかと思ったのですが、2024年は、悪い意味で隈研吾デザインの建築物が目立ったように思います。
そこで、写真を掲載した「カランダッシュ バリアス KENGO KUMA」を紹介してみたいと思います。

公式サイトの紹介は下記のとおり。
「建築家・隈研吾とカランダッシュのコラボレーションモデルが登場。
伝統的な日本の玩具から編み出された千鳥模様で日本の建築技術を表現しました。
まるで寄木細工のようなボディは、日本産のヒノキを使用しています。
カランダッシュ技術と日本の伝統が混ざり合い生まれたリミテッドエディションです。
全世界1000本限定。」

バリアスシリーズは、カランダッシュのフラッグシップモデルであるエクリドールより1つ上の高級ラインになります。
特徴としては、特殊な天然素材を用いたものが多いことが挙げられます。
もっとも、バリアスシリーズの中にも通常ラインと、特殊な加工を凝らした高級ラインがあります。
カランダッシュのバリアスシリーズの中にも、何本か木軸のペンがあります。
通常ラインとしては、ローズウッドを用いたメットウッドのほかに、エボニーやスネークウッドがあります。

昔はメットウッドだけだったので、カランダッシュの木軸というとローズウッドをイメージする人が多いかもしれません。
シンプルなだけに、持っていると本物志向の通な印象を与えます。
エボニー(黒檀)は、その漆黒のボディーにローズゴールド金具がマッチしていて、凄く全体の完成度が高いです。
これは、所有欲を満たしますし、センスの良いペンという印象ですね。
スネークウッドは、市販の木材としては最高級の素材ですので、木軸ペンとしては最高級の素材といえるでしょう。
どうせ木軸のペンを持つなら最高の銘木をと考えるならば、これしかないでしょう。

「バリアス KENGO KUMA」は、バリアスの中でも高級ラインに属するのでしょう。
使っている木材は日本のヒノキなので、ぶっちゃけ、上記の3つよりも銘木としての希少価値は大幅に下回ると思います。
このボールペン、18万円弱するのですよ。
スネークウッドとかならまだしも、ヒノキに18万円は、う~んと思ってしまいます。
素材マニアの私としては、そこに抵抗があり、なかなか購入に踏み切れませんでした。

まぁ、素材の質は劣るのですが、その分、デザインに力を入れた逸品といえます。
いかにも隈研吾デザインっぽいですし、このデザインと加工に価値を見出せるかということですね。
ちなみに、木軸のペンで一番多いのは丸軸ですが、丸軸のペンは旋盤で作れてしまうので、加工は一番簡単です。
ハンドメイドの木軸ペンは、ほとんど丸軸です。
このペンの加工は、とても大変でしょうから、他に似たようなペンもないですし、真似るところも出てこないでしょう。
そういう意味では、購入して失敗したとは思いません。

あとは、耐久度ですね~
木軸ペンって、ガラスコーティングをすれば耐久度は高くなります。
しかし、それをすると、木特有の手触りがなくなってしまいます。
このペン、何のコーティングもなさそうに見えてしまうので、汚れないよう、いつも気を付けています。
公共の建築物は、何十年と維持されることが大事だと思うので、相応の耐久度が必要だと思いますが、ボールペンであれば、まぁこういうのもありかなと思います。
ちょっと高いですが、興味のある方はバリアスシリーズを検討してみるのも良いと思います。
ちなみに、私はバリアスシリーズの大半は持っているように思いますので、他のペンが気になる方は多少の質問は答えられるかもしれません

<近況>

今年は、個人的には最悪の年でした。
あまり辛気臭い話もどうかと思うので、簡単に言ってしまうと、裏切られて責任を押し付けられて、頭にきたので仕事をかえました。
トップからは、謝罪と慰留がありましたが、もうこんなところにはいられないと思ったもので。
そんな矢先、今度は前ブログが公開停止という扱いになりました。
泣きっ面に蜂とはよく言ったものです。
大幅な減収とはなりましたが、幸か不幸か、時間だけはできました。
そのおかげで、移転作業ができている状態です。
まったく予想だにしなかった1年でした。

現時点で、半数以上の記事の移転作業が完了しています。
具体的には、91年~97年と、2011年以降が終わりました。
年内に96年までいければと思っていたので良かったです。
一応年内の目標としては、98年までは済ませたいと思っています。

このペースでいけば、作品の記事に関しては、5月頃に完了できそうです。
ただ、少しずつまた忙しくなってきており、また役職というか肩書というかが増えるようなので、春頃には忙しくなっていると思います。
それとまぁ、この作業、私にとって一体何のメリットがあるのかと、ふと思うこともありまして。
これ結構日々の負担が大きいものですから。
物理的な面、精神的な面の双方から、今後、移転作業が大幅に遅れる可能性は十分にあるかもですね。

なお、新作記事に関しては、年内はあと1本か2本を予定しています。
年始の挨拶記事のあと、1月からは定期的に更新できそうなのと、今までためていた名作も紹介していけそうかなと思います。

<その他>

①その他として、少し前に『推しの子』が終わりました。
『監獄学園』『東京卍リベンジャーズ』と並んで、3大何とかっていえそうですよね。。。
この作品が始まったころ、私は面白いと紹介していました。
ただ、その後、『かぐや様は告らせたい』の終盤が結構グダグダになっていき、つまらなくなってしまいました。
まぁ、かぐや様はストーリー漫画ではなく、基本はギャグ漫画なので、最後がどうであれ、単発のエピソードが面白ければその回は楽しめます。
しかし、『推しの子』でこのグダグダをやられては、全部台無しになってしまうことから、不安が次第に大きくなっていきました。
私の過去の日記を見てみると、露骨にテンションが下がっていっているので、何となく感じ取っていた方もいるかもしれません。
それにしても、この終わり方は、当初から予定されていたものなのでしょうか。
私はもともと、この作品はアニメに向いた作品だとは思っていなかったのですが、主題歌の大ヒット、何なら主題歌の方がヒットしたことにより、作品自体も幅広い層に浸透していきました。
売上という観点からは、それはとても良いことなのでしょうが、果たしてこの作品にとっては良いことだったのかなと疑問を拭えません。

②アイドルといえば、アイドルグループにはキャプテンがいます。
一般的な組織において、リーダーやキャプテンはまとめ役ですが、芸能人なんて、結局は最後に自分がいかに売れるかを考えなければならないですし、一般的な組織と同類には考えられないものだと思っています。
ぶっちゃけ、企業でいうところの広報担当くらいのイメージですし、それ以上に責任も感じる必要もないと思っています。
最近、乃木坂46の副キャプテンに、菅原咲月が就任しました。
日向坂は副キャプテンが選抜から外れているくらいですし、何も地位が保障されるものでもないのでしょう。
ただ、菅原咲月に関しては、ちょっと不当な扱いを受けていたように見えたので、どれだけのメリットがあるのかは不明であるにしても、副キャプテン就任で少しこれまでの頑張りが報われたようで良かったですね。

Last Updated on 2024-12-27 by katan

コメント

  1.  本年は大変な年だったようでお疲れ様でした。
    その上で再び貴重な80年代や90年代のゲーム情報の記事を再度掲載して頂いて有難うございます。
    私は本年も色々と新たな試みと蓄積をすることが出来たので必要とされる場所(人)に適切な事項(情報)を提供する姿勢を続けつつも何かしら発信(配信)する時間と環境を再び整えていきたいなと思っています。
    ネット内に残る2000年以前の情報、特に国内のものはどこか途切れ語り手書き手によって偏り歪んでいるものも多く出典元や手元に残る文献資料を提供した上で適切で正しいものを残していきたいという思いから。

     推しの子はコミックス最終巻で加筆が有るという事で期待していましたがどちらかというとギャグ展開化だったのでぶん投げオチでしたね。
    この作者は少なくともキャラ構想してキャラ同士をやりとりさせるのを考えるのが好きで物語の結末を考えるのは面倒になるタイプでこういう作品しか作らない人なんだなーと思って次回作以降も見ていく方向でw
    個人的には投げっぱなしとか不条理オチされた作品は二次創作して個人的に楽しむので
    いいネタ作品がまた一つ増えたなっと。
     アイドルについてはファン視点では疎いというか私自身学生期の頃からほぼ関心が無く
    出版業に就いていたこともあり売り出す側のマーケティング側としての関心と観点で捉えてますが
    ガワを貼り付けたVTuber的な売り方やAIアイドルへの可能性の方へと業界自体は関心が移ろっているなと。
    生身としてのアイドルは今後も残るでしょうが一部の圧倒的な人気が維持できる存在以外は消費期限がやはり短すぎるのと色々とトラブルを抱え込む可能性があるの考えると縮小化していくのではと思っています。

    • >灰の風来人さん

      2000年以前は、どうしても情報が薄くなりがちですよね。

      推しの子は、コミックスの方もだめなんですね。
      この作者の作品は、私は今後はもう読まないように思います。

  2. 泣きっ面に蜂過ぎますね…。お疲れ様でした。

    推しの子の後半は本当に残念でしたね…。
    自分も途中まではかなり期待して楽しみにしていた作品なだけに、
    メインシナリオ部分の伏線やストーリーの投げっぱなしで、まるで打ち切りのような形で終わってしまったのは残念でしたし、あれでは作品として高評価はできないですね。
    コミックスの加筆もルビーへのビデオレターだったり、何かしら持ってくるかと思っていましたが、ただのオマケだったのもガッカリでした。
    終盤は普通に畳んで無難に終わらせただけで名作になっていたと思うので、名作になり損ねた意味でも勿体なかったです。
    バッドエンドや鬱展開にする場合、要求される完成度のハードルが高くなりますが、打ち切り感のあるバッドエンドという一番やっちゃいけないタイプの終わらせ方だったのはね…。

    かなちゃんの炎上で荒れて嫌になったのか、それともただ単に作者が飽きたのか、新作を書きたくなったのか、理由は分かりませんが、さっさと終わらせたいという印象を感じましたね。

    • >とふさん

      >終盤は普通に畳んで無難に終わらせただけで名作になっていたと思う
      そうなんですよね、普通にたたんで終わらせるだけでも、それまでの貯金で名作扱いされていたと思うだけに、作者がやる気をなくしたかのような終わり方は残念でした。

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