My Girl

1998

『My Girl』は1998年にWIN用として、Jamから発売されました。

さくらめーるさんの描くヒロインが可愛かったですね。

<感想>

本作の主人公には、最初から彼女がいます。
しかも、その彼女がアイドルだったりします。
ストーリー的には、彼女に迫る毒牙やピンチを切り抜けつつ、いかに彼女との関係を深めていけるかって感じですね。

ただハッキリ言って、ストーリーそのものにはあまり期待しない方が良いでしょう。
決して悪いわけではないのですが、システムとの相性が良くなかったように思いますから。

というのも、本作は半年という長めの期間設定で、コマンド選択式ADVとSLGの中間的なシステムになっています。
恋愛ゲーム自体は既に人気はありましたが、細かいシステムは育成SLGからノベルゲームへと次第に移行するわけで、本作は98年の作品であり過渡期の作品なんですね。
だからそういう中間的なシステムになったのでしょう。

まぁ、そのシステム自体は構わないのですが、長めという期間設定のわりにイベントが少ないので、どうにも寂しく見えてしまったわけです。
本来なら良くみえるシナリオも、これでは間延びして見えて印象が悪くなってしまいます。
故に、結果的にあまりよく見えなくなってしまうおそれが生じるのです。

とはいうものの、何だかんだで私は結構楽しめたんですよね。
原画はさくらめーるさんで、キャラがとても可愛かったです。
しかもその絵がハイカラーで描かれていまして、当時の主流が256色だっただけに、十分に長所と言える出来でした。
間違いなくさくらめーるさんの代表作と言えるでしょう。

これに音声がついてエロい展開が一杯あるわけですからね。
Hシーンはやっぱり音声があった方が楽しめるものですが、当時は必ずしもデフォではなかったので、これは素直に嬉しかったです。

同じ年に発売され同じく彼女がアイドルということで、どうしてもleafの『WHITE ALBUM』が気になるかと思います。
ただ、出発点は同じだけど全く違う道を歩んだ作品って感じで、追求するものが異なる以上、ほとんど比較の対象にはならないでしょうね。
ストーリー重視や重い展開が好きなら、ホワルバに軍配があがるでしょう。
しかしグラフィックの綺麗さや、キャラの可愛さエロさはこっちの方に軍配があがりますし、何より明るくHにアイドルを彼女にした楽しみが味わえますしね。
アイドルが自分の彼女だったらと想像したことのある人は多いでしょうが、その妄想を端的に実現させてくれた作品ということで、私はこっちの方が好きです。

<評価>

ストーリーだけなら佳作程度なのでしょうが、絵と音のプラス分から、トータルでは良作としておきます。
何を求めるかにもよるのでしょうが、好みが一致すれば十分に楽しめる作品だと思いますね。

ランク:B(良作)


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My Girl 初回版

Last Updated on 2024-12-24 by katan

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