『Love Call』は2000年にWIN用として、ミンクから発売されました。
CGから醸し出される雰囲気は凄く良かったですね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
ある日主人公‘冬月’の携帯電話に、謎の女から電話がかかってくる。
それは、なんという事のない、一本の間違い電話……のはずだった。
しかし相手は声だけで美人だと分かる、透き通るような美声の持ち主……。
何故か、抗い難い魅力を感じる冬月。
‘シンシア’と名乗った彼女は、またかけると言い残し電話を切ってしまう。
そしてその晩、別の見知らぬ女から電話が架かってくる。
しかもその女は、いきなり冬月を呼び出してきたのだ。
困惑し、不吉な予感に抵抗する冬月……だが、この不審な呼び出しを断ることは出来ないのだった……こうして少しずつ…彼の平穏な生活は狂い始める。
次々と、冬月の元に電話を架けてくる見知らぬ女達…
想像もしなかった、淫靡と魔性の世界に彼は引き込まれていく……
<感想>
鬼畜ゲームというのはかなり好きでして、この当時は結構やったように思います。
ただ、何故かキャラが可愛くないゲームが多かったんですよね。
まぁ別に可愛いキャラである必要はないのかもしれませんが、可愛いキャラほど酷い目にあったときのギャップが映えますからね。
そのため、可愛いキャラで鬼畜をっていうのが1つの願望でもあったわけです。
その点『Love Call』は可愛い系のキャラで、これはと思って購入した作品でした。
もっとも、結果から先に言ってしまいますと、良くも悪くも平均ラインのミンク作品ってところでしょうか。
グラフィックはキャラデザも塗りも良い感じで、面白そうな雰囲気を醸し出しているのですが、ストーリーがあまり楽しめなかったわけで、特に最後でこけちゃったために、ちょっとガッカリしちゃいましたね。
たぶん鬼畜系ゲームが好きでよくやってる人、その中でも狂気の激しさや鬼畜の濃さを求める人の場合だと、本作は物足りないように思います。
<評価>
元を取ったと言うには少し微妙な面もあり、というかストーリーのマイナスを絵でカバーしきれたとは思わないので、個人的には凡作としておきます。
もっとも、私の場合は濃さをもとめてしまうのでこうなってしまいましたが、雰囲気が良かったのも確かですからね。
だから主観的には嫌いではないですし。
したがって、あまり濃いのは引いてしまうよ、適度な鬼畜で良いよっていうのであれば、結構楽しめるのではないでしょうか。
ランク:D(凡作)
Last Updated on 2025-01-18 by katan
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