『花嫁狩凌 ~絶対快楽の白濁淫毒~』は2013年にWIN用として、CrossOverから発売されました。
ブランド4作目。
今回はフェラとハーレムにこだわった作品ですね。
<概要>
商品説明は以下の通り。
「主人公は、1000年続く名家である大財閥の御曹司で、家の経営する全寮制の名門女学院に、男性でありながらも特別扱いで在学している。
幼い頃から帝王学を叩き込まれた影響か、支配欲、独占欲がかなり強く、支配欲が満たされるフェラチオ奉仕が好きという性的嗜好を持っている。
また特異体質であり、その精液には媚薬効果がある。
その副作用として思春期以降は毎日必ず射精しなければならない体質である。
そしてある日、当主であった父親の死去により家督を継ぐことに。
家督を継ぐ条件として、結婚もしくは婚約をすることという条項があるため、結婚相手を早急に決める必要に迫られてしまう。
早速主人公は、自らの通う学園の中から嫁として迎え入れるに相応しい、3人の候補を選定すると、媚薬効果のある精液と、家の力を武器にあらゆる手段を使い行動を起こすのだった。 」
オーバードーズにしてもそうなのですが、CrossOverも「処女独占+フェチ」というブランドコンセプトに加え、それぞれの作品のセールスポイントもきちんと書いています。
そしてそのセールスポイントとした部分にきっちりと力を割いていますので、プレイして裏切られたと感じることもないでしょう。
このブランドに関してはまずOHPを確認すべきと思います。
<感想>
ゲームジャンルはノベル系ADVなのですが、Hシーンでは調教SLGのように、何度もいろんなコマンドを試すことになります。
Hシーンをじっくり楽しみたい人ほど楽しめる作りと言えるでしょう。
基本的に今回も看板に偽りなしなので、逆に書くことがなかったり。
セールスポイントであるフェラや精液の描写は抜群、安心のヒロイン完全独占ですね。
1つ加えるならば、第一花嫁候補が気の強い名門のお嬢様で、最初は主人公に反発しているのです。
いわゆる、ツンですね。
それが最後にはデレれくるのですが、細かく段階を踏んでいますし、デレ方も絶妙なのでね。
この手のヒロインが好きであれば、かなりツボにくるのではないかなと。
フェチということで毎回特化した部分については、今回もまたとても良い出来です。
ただshow-ziiiさんの他の作品、例えば『美脚性奴会長 亜衣』だと脚の描写に徹底的にこだわるなど、他所にはないマニアックな部分へのこだわりがあり、なるほどな~と新鮮さも感じたものでした。
本作はフェラや精液や妊娠なので、幅広い層には対応しているでしょうし、それ故に比較的万人向けには仕上がっているのですが、逆にそんなところに注目するのかという類の驚きはなかったのかなと。
<評価>
まぁ事前に分かりきってはいたのですが、セールスポイントたる属性の中で新たな発見があるわけでもないので、完成度は高いのかもしれないけれど、やや新鮮さには欠けたのかなと思います。
その点で私の評価は伸び悩んでしまうのですが、Hシーンでの作り込みなど細かいですからね。
十分に内容は伴っていますし、絵が好みで属性もど真ん中という人であれば、心配せず特攻して間違いのない作品だと思いますね。
ランク:C-(佳作)
Last Updated on 2024-11-10 by katan