『ガーディアンリコール』は1996年にPC98用として、アグミックスから発売されました。
キャラデザに当時人気の高かった蘭宮涼さんと龍炎狼牙さんが起用され、話題となった作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはSRPGになります。
本作には、合計16人の美少女が登場します。
もっとも、彼女ら自身には、戦闘能力はありません。
そのかわり、彼女らが召喚した召喚獣を戦わせるのです。
まぁ、召喚獣というか、イメージ的にはジョジョのスタンドですね。
舞台は近未来であり、本作には、天の章と地の章という2つストーリーがありました。
それぞれのストーリーが別々に進行しつつ、最後に合流って流れでしたね。
<感想>
これ、結構好きだったんですけどね。
あまり扱ってるところがないような気がするもので。
キャラデザに当時人気の高かった蘭宮涼と龍炎狼牙の2人が起用され、しかもFD15枚組の大作でしたからね。
発売前は結構話題になっていたと記憶しています。
ゲームの出来というか、SRPGとしての出来はまずまずでした。
決して長所たりえはしないけど、及第点以上は保ってるみたいな。
上記のとおり、本作は召喚獣に戦わせるのですが、この召喚獣が可愛かったです。
個人的には、天ちゃんが好きでしたね。
本作の最大の特徴は、やはりそのキャラにあるのでしょう。
16人いるヒロインたちは、どの子も可愛かったです。
ちなみに、私は海原美里が一番好きでした。
ただ、このヒロインたちの扱い次第では、本作はもっと有名になっていた気もしますね。
せっかく18禁で出しているのにね、どうにもこうにも、18禁の意味がほとんどないような作品でしたから。
なまじどのキャラも可愛いだけに、それだけによりいっそう宝の持ち腐れ感が強くって。
まぁ、薄いが故にPSへの移植は楽だったでしょうけどね。
ついでに補足しておきますと、本作にはPS版もあります。
ほとんど別物ってくらいに、かなり作り変えられているようです。
PS版の方がゲームの出来は良いようですが、ロード時間という欠点もあったようです。
PC98版とPS版、どちらが楽しめるかは、好み次第でしょうね。
私は98版がオリジナルであること、SRPGのドット絵はPCのディスプレイの方が綺麗に堪能できること、98版は一応18禁画像もあること、ロード時間がなく快適にプレイできることから、98版が良いと思うタイプです。
ただ、PS版は様々な部分がグレードアップしているようですので、上記の98版のメリットが特に気にならないならば、PS版も良いかもしれませんね。
<評価>
名作を~って意気込んでやると駄目だけど、美少女は一杯出てくるし、召喚獣も可愛かったりするので、息抜きにやると案外癒されるかもですね。
たまにはこういうのも良いものです。
ランク:B-(良作)
Last Updated on 2024-07-31 by katan
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