毎日がM!

2008

『毎日がM!』は2008年にWIN用として、アトリエかぐやから発売されました。

エロ描写で定評のあるアトリエかぐやの作る、マゾ向け特化な作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
教師として女子校に赴任することになった主人公。
赴任初日から悪いハプニングが重なり、受け持ちの学生全員から「変態」扱いに。
主人公は幼い頃の体験が原因で『つらさを喜びに変換する』という、人類の神秘、未知の自己防衛本能を有していたのだった。
クラス委員の女の子たちに、ちびっちゃうほど色々されちゃう、Mシチュ満載の毎日が始まるのだった。

<感想>

主人公は女子校の教師で、生徒に変態教師と呼ばれながら虐められます。
マゾ向けのゲームといっても路線はいろいろあるのでしょうが、肉体的に虐められる系統のものと言えるでしょう。

イジメとも言われかねない展開もありますので、人によっては合わない場合も出てくると思います。
その辺が気になる人は、一応注意が必要でしょう。

もっとも、私自身はあまり気になりませんでした。
この系統は、雰囲気が暗くなると、うんざりして嫌気がさしてきかねませんが、本作の場合、基本的にライトで軽いノリなんですね。
ある意味、馬鹿ゲーっぽくもありますし。

それと、主人公には絶対M感があって、何をされても結局は感じてしまうわけでして。
これを自分がやられたら凹むかもしれないと思いつつも、主人公が幸せならそれはそれで良いじゃんって思えてきますし、コメディっぽくなって笑えて済んでしまうのです。
まぁ、女子高生にアソコを弄られて感じているわけですから、見方によってはとても幸せなことだよなとか、こっちの価値観まで揺らいできますし。

というわけで、とても楽しくプレイできたわけですが、逆に暗く徹底的に打ちのめすようなイジメを期待すると、ちょっと物足りないでしょうね。
ハッピールートではヒロインとつきあいだすわけですし、基本的にはライトな感じのM作品と思って良いでしょう。

なお、ハーレムルートで心から屈服させられるルートがあるので、心身共に従属させられる路線が好きな人も楽しめるとは思います。
このハーレムルートは属性のない人にはきついかもしれませんが、根っからのMゲー好きならば、このルートこそが1番って人も多いかと思いますしね。

ストーリー的には好みに左右される面はあるものの、基本的には良作レベルでしょうね。
楽しませてくれるものの、これだけでは他から突出してるとまでは言えませんし。

しかし、本作の特徴はそれだけではありません。
アトリエかぐやはエロ方面の濃さで有名なブランドであり、本作においてもCGはとても綺麗でした。
まぁ、原画の1:02amさんの絵が、個人的に凄く好みってのも大きいですけどね。
しかも綺麗なだけでなく、良質なアニメーションで動くわけです。
これは単純に、実用性という観点でもポイントは大きいですね。

また、マゾ向けゲーは内容的に良質な作品は他にもあるのですが、ニッチな分野だけにグラフィックやシステムに乏しい物が多数でした。
本作は、そのグラフィックやシステム面が優れていたわけで、ストーリーで大きな差がつかないならば、グラフィックやシステムに優れた本作の方が数段楽しめます。
そういうわけで他のMゲーよりも、頭一つ抜き出ているように感じました。

ところで、アトリエかぐやの作品については、これまでは世間で実用性が高いと言われつつも、個人的にはそれ程良いとも思えませんでした。
思うに、私はシーン自体の濃さよりも、どれだけシチュエーションに惹かれるかを重視する傾向があるようです。
既存のかぐや作品の多くは、確かにシーン自体は濃厚だったのかもしれませんが、シチュエーションがありきたりで弱かったのです。
本作はアニメーションで客観的な実用性の向上を果たしつつ、マゾを扱うことでシチュエーションの強調にも成功しました。
それ故に私には、かぐや作品の中でも1つ抜き出て感じられたのです。

<評価>

そういうわけで、マゾゲー的にもかぐやゲー的にも、個人的には頭1つ抜き出た作品だと思いました。

総合では他との兼ね合いもあって良作としてありますが、ジャンル的には名作だと思いますし、場合によっては総合でも名作にするかもしれません。
主観的にも、とても好きな作品でした。

ジャンルがジャンルだけに合わない人も多いかもしれませんが、ノリが軽めであることから比較的初心者向きでもあると思いますし、マゾ向けゲーにちょっとでも興味がある人には、ぜひともやってみてもらいたい作品だと思いますね。

ランク:B(良作)

Last Updated on 2026-05-25 by katan

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