『全裸登校学園』は2014年にWIN用として、
4Hから発売されました。
2012年の『全裸登校訓練』の続編になります。
<概要>
ジャンルはノベル系のADVになります。
あらすじ・・・あの全裸登校訓練から約一ヶ月後…
訓練を終え、無事この日本第一学園に編入することができた二人だったが、ついに本番…本当の‘全裸登校週間’が開始される!
全裸登校週間とは、 文字通り1週間全裸で登下校をしなくてはならないという、この学校の伝統的な行事。
この日のために、恥ずかしさに体を慣らすトレーニングを積んだとはいえ、そんなものは所詮付け焼き刃。
みんなと一緒でも、恥ずかしくてたまらない羞恥の連続の全裸登校の日常が、ヒロインに襲いかかる!
しかも校長のお気に入りである彼女には、次々と恥ずかしすぎるミッションが押し付けられ…!?
シチュエーション例
・開始のことば
生徒代表として全裸登校開会式で挨拶を述べる大役に任じられた雫。
しかしその挨拶、服を全て脱いでから行わなければならないという
衝撃の事実を、壇上で知らされる!
逃げ場の無い壇上で、全校生徒と来賓に見守られる中、
1枚ずつ服を脱いでいく彼女だったが、やがて羞恥の限界がきて…!?
C83で頒布した漫画の内容を、ゲームにして収録!
・全裸品評
開会式で粗相をしたお詫びをしに、地元商工会のお偉方達の下へ全裸で行く羽目になる雫。
大勢の男性たちに囲まれて、その裸身をジロジロと余すところ無く観察されるばかりか、発育のいい委員長と比較され…
そして’開始のことば’での失態について、自分の言葉で説明をさせられてしまい…
・全裸街頭募金
所属しているボランティア部の活動として、全裸で街頭募金をする羽目になる雫。
恥ずかしい格好で、駅前大通りに立ち、羞恥に震えながら、必死で募金の呼びかけをする彼女のもとには、様々な人達が集まってきて…
・授業取材
ただでさえ恥ずかしい全裸登校週間中の授業なのに、その光景を取材しにきた地元テレビ局までやってくる!
裸で授業を受ける光景、裸での体育などを、しっかりとカメラに収められてしまったのちに、雫はアナウンサーに目をつけられ、全裸登校について根掘り葉掘り質問されてしまい…
その他にも雫に言い渡される、数々の無理難題。
職業体験として向かったxx園では、小さな子たちにエプロンを奪われ、とんでもない目に遭わされたり、書類を取りに、全裸でかつて通っていた転校前の地元の学校へ行かされたり、荒れている他校に全裸登校という行事について説明会をしに行く羽目になったり、そして全裸登校の光景にムラムラしっぱなしの章のお世話を焼かされたり…
<感想>
全裸登校シリーズは過去に何度も扱っているので、大まかな特徴は省略します。
今作は『全裸登校訓練』の直接の続編ですので、必ず先に『全裸登校訓練』をプレイしてください。
私は、露出羞恥が好きな上に絵が好みであることから、このサークルの作品も幾つもプレイしてきました。
全裸登校シリーズの中でも『全裸登校訓練』は特にストーリー性が高く、個人的にもこのサークルの中でも最も好きな作品でした。
もっとも、ストーリー性を高めた『全裸登校訓練』は、シリーズの中では少し異端な存在でもあったのでしょう。
今作は『全裸登校訓練』のキャラで、全裸登校シリーズのいつものパターンをやったという作品です。
全裸登校シリーズの熱烈なファンには嬉しいだろうなとは思いつつも、個人的にはキャラを流用したテンプレ作品っぽくも感じられ、その点での不満は残ってしまいました。
まぁ今作は、ある意味ファンディスクのような物なのかもしれません。
あのキャラたちともう一度会いたい、あのキャラたちで普通の全裸登校シリーズをやればどうなるのか見てみたい、そんな前作ファンの想いを作品化したようなものですからね。
<総合>
もう一度雫に会えて、全裸での登校を堪能できたと。
ファンディスク的視点からは満足できたので、総合では佳作とします。
前作の持つストーリー性を求めると間違いなくもの足りなく感じるでしょうし、全裸登校シリーズらしさを求めるのなら、キャラの好みな作品をプレイすれば良いでしょう。
したがって、本作のプレイ優先度は低めと言えるのですが、前作を堪能し、私と同じように再び雫らに逢いたいと思った人ならば、十分に満足できるのではないでしょうか。
ランク:C(佳作)
DL版
Last Updated on 2024-04-18 by katan
コメント