WAVER The Seeker2

1996

『WAVER -The Seeker2-』は1996年にPC98用として、天津堂から発売されました。

天津堂が流行の館モノを作ったらこうなったって作品ですね。

<はじめに>

いきなり関係ない話ですが、天津堂はブランド名であり、会社としてはソフパルになります。

現在はユニゾンシフト:ブロッサムが代表ブランドになっていますね。
デビューが92年のマーシャルエイジですから、会社として考えると結構長いですね。

<感想>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

ストーリー的には、主人公とその彼女が洋館に迷い込んでしまうというもので、大まかな設定は典型的な館モノといったところでしょうか。

もっとも、導入こそ普通なのですが、内容はかなりSMに特化したものとなっていまして。
そこが他と異なるわけですね。

SMと館物の持つ淫靡さは相性が良いようにも思いますが、丁寧に描かれていたこともあって、SMに興味がなくてもそっち方面に目覚めてしまいそうなくらい、良くできていたように思います。

まぁ、これだけなら単純に良質な作品と紹介できたのでしょうが、結構スカトロ分もあったわけでして。
スカトロ好きなら喜べるところなのですが、苦手な人は注意が必要でしょうね。

天津堂というと芸術的なまでの塗りの上手さが有名でしたが、それは本作でも健在です。
やっぱりグラフィックは綺麗だなと思いますから。

でも、本作の発売された96年ともなると、全般的にレベルが高くなっていましたので、『マーシャルエイジ』の頃のような突出した感覚はなく、その分プラスとなるポイントも少なくなる感じでしょうか。

本作に関しては、むしろグラフィックよりサウンドでしょうね。
部分的に音声が入っていたのですが、これがまたHシーンで唐突に喘ぎ声が流れ出すものだから、非常にびびったものです。
Hシーンには音声があった方が興奮できますが、この頃はまだ珍しかったですからね。
スカが気にならなければ実用ソフトとしても優秀だったかと思います。

<評価>

総合ではギリギリ良作ってところでしょうか。

SM特化の館モノとして雰囲気は抜群だったのですが、名作というにはややインパクトが足りなかったものでね。
もっとも、プレイ当初の印象なら佳作だったわけで、それは当時の私がスカトロを苦手にしていたことによります。
今は慣れたので再評価し直したわけですが、いずにしろスカトロが苦手な人は注意が必要なのでしょう。
でも逆に、そういうのが好きな人ならもっと楽しめるように思いますね。

ランク:B-(良作)


WAVER -The Seeker2-

Last Updated on 2024-11-14 by katan

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