らぶデス ~Realtime Lovers~

2005

『らぶデス ~Realtime Lovers~』は2005年にWIN用として、TEA TIMEから発売されました。

同ブランドを代表するシリーズの1作目でしたね。

<概要>

ゲームジャンルはインタラクティブムービーになります。

あらすじ・・・
海と山に囲まれた、どこか懐かしい雰囲気を残す自然豊かな町、杜邑町。
訳あって父親から託された元旅館である「ひめゆり荘」で主人公の柳瀬祐樹は、彼の幼馴染である若宮真帆と一つ屋根の下で暮らしていた。
のんびりとした代わり映えのない毎日も悪くないと思えた日々。
しかしそんな日常はある日突然終わりを告げる
以前、ひめゆり荘に同居していたいとこの芹川綾乃・ちさ姉妹の帰郷。
そして十年前、わずかな時間であるが祐樹、真帆とともに遊んだことのあるという不思議な少女、奈々美との再開。
ゆっくりと流れていた時間が、動き始める。
程よく都会で程よく田舎、そしてちょっと不思議な町、杜邑町で心温まる物語が、今、流れ始める……。

<感想>

私にはずっと不思議に思っていることがあって、だから誰か上手く説明してくれると助かるのですが。

例えば二次元の場合、リアルな頭身のキャラとかではなく、ちょっと炉利気味の、可愛い系の萌え絵の方が好まれます。
二次元でリアル系より可愛い系の方が人気があるのならば、3Dのキャラも同じく可愛い系の方に人気があっても良いはず。
それなのに、3Dでは違うんですよね。

90年代だと、リアル系ではイリュージョンがあり、可愛い系ではh.m.pがありました。
私はゲーム性もある点も含めてh.m.p作品の方が好きだったのだけれど、残ったのはイリュージョンでした。

そして消えたh.m.pの代わりに、可愛い系3Dの代表としてゼロ年代に活躍したのがTEA TIMEでした。
シリーズ化もされていますし、代表作はこの『らぶデス』辺りになるのでしょうか。
当時は結構話題になったと思うのだけれど、結局今日まで残っているのはイリュージョンなのです。

私は可愛い絵でグリグリ動く方が良いと思うのですが、こういうのを求める人って、可愛いよりリアル系の方が好みの人が多いんですかね、何とも不思議ですね。

さて、3Dの美少女ものは年々進化していくこともあり、古い作品は年が経つほどに良さが伝わり辛くなるという難点がありますが、それでも本作が当時最先端だったのも確かであり、エロゲの発展に希望が持てていたことも事実なのでしょう。

まぁこういう作品に良いストーリーまでも求めるのは野暮であり、とりあえず動きを見ているだけでも楽しめるというものです。
ただ、やっぱり当初は重たかったです。
重いだけなら、まだ構わないとしても、テキスト欄などせっかくのグラフィックの良さを消す要因もあり、グラフィックという絶対的長所もまた霞んでしまいました。
グラフィックしか見所がないとしても、そのグラフィックの凄さを徹底的に示せていれば、それで十分な満足を得ることができたでしょうに。
せっかくの絶対的長所を生かしきれなかったのは、なんとも勿体なかったですね。

<評価>

良作か、或いはそれ以上になれる可能性もあったのですが、上手く活かしきれなかったということで、総合でも佳作といったところでしょうか。

こういう作品はグラフィックの進化に伴い、古い作品の魅力が損なわれていくことは事実なのでしょうが、他方で発売当時は重かったとしても、数年経つことで快適になり、むしろ素直に楽しめることもあります。
2Dの作品なんて、今でも本作以上に動きませんからね、快適に遊べるようになった今でも、案外楽しめるかもしれませんね。

ランク:C(佳作)

Last Updated on 2026-02-14 by katan

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