『ヴェインドリーム』は1991年にPC98用として、グローディアから発売されました。
名作『エメラルドドラゴン』に続く、ストーリー重視の作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはRPGになります。
RPGは80年代のシステムを競っていた時代から、次第にストーリーや演出で差別化を図る時代に移ります。
その象徴たる作品が、個人的には89年の『エメラルドドラゴン』だったわけでして。
『ヴェインドリーム』はその流れを受け継いだRPGでした。
<感想>
ストーリーは、今からすればそれ程でもないのかもしれませんが、ゲーム機のRPGとかを見てみると、ようやくストーリーらしきものがついた段階でしたから、相対的には、かなり良く見えた感じでしたね。
そこに加えて、綺麗なグラフィックがつくのですから、そりゃ盛り上がるってものです。
この当時に、この手のゲームをやるなら、やっぱりPCに限ると思ったわけで、これだけで名作を決定付けたようなものでしょう。
その反対に、システム的に際立った点はなかったのかもしれません。
とは言うものの、タクティカルコンバットであるとか、接触することで戦闘に突入するシステムであるとか、仲間との会話システムであるとか、ことごとく私の好きなタイプのシステムが用いられています。
でも、それらの多くは『エメラルドドラゴン』から受け継いだものです。
確かに、エメドラよりも洗練され完成度は高くなっているかもしれませんが、長所と呼べるほどの新鮮さはなかったように思います。
つまり主観的には好きなのだけれど、客観的に凄いというわけではないって感じですね。
<評価>
そういうわけで、本作は、この年のストーリー及びグラフィック系RPGの代表格であり、十分に名作と呼べる内容ではあるのですが、エメドラ程ではなかったかなというのが個人的な印象ですかね。
いまいちマイナーな作品のようにも思いますが、遊びやすくもなっていますし良質な作品でした。
ランク:A-(名作)
Last Updated on 2024-08-25 by katan



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