『月明りのラズベリィ』は2008年にWIN用として、ティンクルベルから発売されました。
同人でも、ここまでやれるのかと驚かされた、とてもグラフィックの優れた作品でしたね。
<概要>
「TINKLE BELLがおくる、プレミアムクオリティ・完全アニメーションADV!
【つん★デれ!~ぷにゅぷりEX~】の続編。」
「★史上初!大容量4.7GB 最大容量を限界ぎりぎりまで使い切った、
圧倒的ボリューム感を可能にしました。」
「★動画新技術【2.5EXD】Ver.IV採用 前作より2ランクバージョンアップ。
そよぐ髪・揺れる胸…より精密な表現を可能にしました。
★イベントシーン・全カット【パーフェクト・リップシンク】採用
前作の10倍を越える複雑構造のリップシンクを再現。
圧倒的存在感を演出します。
★フェイシャル・モーション技術採用
新感覚の表情筋システム。
今までに無い、生き生きとした表情アニメーションを実現。
★パーフェクト・ドールシステム採用
関節可動域が大幅にアップ。
よりダイナミックなアクションを可能にしました。」
「★最多カット・大ボリュームエッチシーン
主人公・織絵と春菜先生に加え、今回は前作のサブキャラ4人+新キャラ3人(+α)によるHシーン!」
「★シナリオ大幅増量
前作よりも大幅なシナリオ増量!大ボリューム・ドラマティック!」
「★ノンコンプリート・ギャラリー完備
クリアしなくても、はじめから全部のエッチシーンを鑑賞可能の新設設計」
<感想>
大体の内容は、概要を読めばわかる作品だと思います。
そのうえで、補足するような形で書かせていただきます。
まず、続編という位置付けではありますが、前作をプレイしていなくても、まったく問題はありません。
概要では圧倒的ボリューム感と記載がありますが、おそらくグラフィックに容量を取られているのでしょう。
作品自体のボリュームは非常に少なく、クリアするまでに半日もかかりませんでした。
前作はプレイしていないので、前作のプレイ時間は知りませんが、本作は目茶苦茶短い上に中身がほとんどないです。
女の子同士の他愛ないやり取りとHシーンだけですしね。
本作の特徴は、何と言っても、その演出といえるでしょう。
実際、キャラは、気味悪いくらいによく動いていました。
値段のほぼ全ては、この部分に払ったようなものでしょう。
同人でここまでやれるのかと、とても驚きました。
ただ、他の部分の動きに比べると、口の動きが少なかった気がします。
そこが少しひっかかってしまいました。
<評価>
作品の趣旨と購入動機が合致するか、全てはそれ次第と言えるでしょうね。
中身にはいろいろと不満もありましたが、久しぶりに新鮮な感覚を味わうことが出来たという点を高く評価し、佳作と判断しておきます。
とりあえず、女の子同士のやり取りが好きで、当時最高水準のグラフィックにお金を出せる人は満足できるかと思います。
良くも悪くもそれだけですので、逆に、この点が目当て出ない人は、まず間違いなく楽しめないと思いますね。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-05-23 by katan
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