『TRUE BLUE』は2002年にWIN用として、LiLiMから発売されました。
ブランドとユーザーが一体となって作られた、有名なNTRゲーですね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
主人公・来栖秋人の幼なじみ、神崎葵はある日を境に何者かに狙われ始めた。
ある組織によってターゲットに選ばれた葵…。
ある組織――「忠実なメス奴隷」を裏社会に送り込むための組織。
メス奴隷の取引はオークションによって行われる。
又、‘メス奴隷のターゲットとなった女を誰が堕とすのか’にも賭けが行われ、堕としたものには多額の奨励金が支払われる。
期間は10日間。7人の選ばれた男によって行われ、葵の幼なじみだからという理由で主人公も選ばれた。
幼なじみをメス奴隷などにしたくは無い。
しかし、主人公が黙って指を加えていれば、誰だかわからない他の6人が襲い掛かってくる。
逃げ出したいが監視されているので、それもできない。
まずは、葵を他の6人から守り通すことが先決……。
<感想>
これはもうね、知る人ぞ知るというか、この手の作品が好きな人には有名な作品ですよね。
2ch(現在の5ch)のNTRスレにメーカーの中の人が降臨して、それで一緒になって企画を考えて作られた作品ですから。
そのため本作は、多くのNTR好きの好きな要素が詰まっている作品なのでしょう。
個人的な感想としましては、キャラは可愛いしエロさも非常に良かったと思います。
いわゆる抜きゲーとしては、かなり良い出来だと言えるでしょう。
ただ、本作の場合は、ヒロインが催眠状態になっているわけでして。
そのため、いくら陵辱されても、終わったあとは覚えていないのです。
私は背徳感や葛藤を求めるタイプですので、少々好みとはズレてしまいましたね。
また、ヒロインは最初からターゲットとして狙われているので、主人公の想い人が~みたいなインパクトもなかったです。
確かに、作中では延々とヒロインが犯られるシーンが続くのですが、どうにも重みを感じないのですよ。
ギャップや落差を楽しむ人なんかも、それ程凄い作品とは感じなかったのではないでしょうか。
加えてストーリー自体も普通ということもありますし、少なくとも私は、プレイしていてあまりインパクトを感じられませんでした。
<評価>
結局のところ、何か突き抜けた部分があるというわけでもないことから、総合的には良作と判断します。
とはいえ、スレ住人なんかは発売前から長く関与して楽しめていたわけで、マニアックなジャンルでこういう祭りがあったこと自体が、本当は喜ばしいことなのでしょうね。
そういう歴史的な観点も含めますと、ジャンル的には外すことのできない、寝取られ好きは必ず知っておくべき作品ですし、できればプレイしてもらいたい一本と言えるのではないでしょうか。
ランク:B(良作)
Last Updated on 2024-06-09 by katan
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