『探偵神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件』は1988年にファミコン用として、データイーストから発売されました。
神宮寺三郎シリーズの第2弾で、前回はディスク用だったのが今回はファミコン用になりました。
<感想>
ゲームジャンルはコマンド選択式ADVになります。
前作はいろいろ工夫の跡も見られたのですが、今作は普通の選択式のADVになりました。
一般的には、前作のシステムはあまり評判が良くなかったですからね。
下手に凝るよりオーソドックスでも欠点が少ない分だけ、世間での評判は良くなったように思います。
特に当時のファミコンのユーザーは子供がほとんどだったでしょうから。
ただ、世間一般的には正解だったのかもしれませんが、個人的には何の特徴もないシステムになってしまった点で、ちょっと不満に感じてしまいました。
いや不満というか、印象が薄くなったと言った方が正しいでしょうか。
また、システムがシンプルになっただけで、面倒臭さは相変わらずでしたし、細かい面で作りこみが甘かったように思います。
ストーリーも前作ほどの意味不明さはなくなり、その辺は好印象でした。
もっとも、やや単純すぎるきらいがあって、システムが単純になったことと相俟って、全体的にどうしても物足りなさを感じてしまったものです。
<評価>
総じて、ストーリー・システム共に、前作より単純化された作品でした。
個性を好む私的には全く点が伸びないので凡作としますが、下手に癖がない分だけ初心者向けには良かったのかもしれません。
ジャンルの普及のためには、入門作というのも絶対に必要なのであり、そういうのが求められた時期にこのシリーズがその役割を担ったとは言えるのでしょう。
あくまでも私の視点からはあまり点が伸びないというだけで、入門作という観点からは良い作品だったのかもしれませんね。
ランク:D(凡作)

Last Updated on 2026-02-08 by katan


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