『サラダの国のトマト姫』は1984年にPC88用として、ハドソンから発売されました。
古い作品ではありますが、PC各機種を始めとして、ファミコンやバーチャルコンソールでも遊べますからね。
結構プレイのしやすさと言う点では恵まれた作品なのでしょう。
<感想>
私はどちらかと言うと、88時代のADVはエニックスの作品が好きだったのですが、ハドソンもまた名作をたくさん世に出したところでした。
『デゼニランド』なんかはかなり有名な作品ですが、本作もそれに匹敵するくらい有名なのではないでしょうか。
ゲームジャンル的には、コマンド入力式のADVになります。
『デゼニランド』の頃は英語入力だけだったのが、本作では、かな入力にも対応するようになったことから、辞書を用いることなく純粋に言葉探しに没頭できました。
これにより難易度自体は下がったのかもしれませんが、プレイヤーの入力範囲・自由度が高まったわけですから、ゲーム性全般という意味ではむしろ向上したと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、ファミコン版や以後の移植版はコマンド選択式になっています。
内容的にはファンタジー物で、メルヘンな世界観ですね。
タイトルからも容易に想像がつくのですが、プレイヤーはキュウリ戦士となりトマト姫の救出に向かうという内容で、野菜を擬人化した世界とキャラが出てきます。
これが最初は軟弱な感じに見えてしまったわけで、意欲が沸かなかった理由でもあるんですよね。
でもいざやってみれば、その考えが愚かだったことがすぐに分かります。
プロのイラストレーターを用いた絵柄は、他にはなかった雰囲気を醸し出しており、そのグラフィックの鮮やかな色彩が、強烈な印象を与えた作品でしたから。
<評価>
まぁ、本当に初期の頃のADVの名作ってやつですね。
今はGBAの『ハドソンベストコレクションVOL.4 謎解きコレクション』や、Wiiのバーチャルコンソールでも遊べるみたいです。
世界観が世界観なので、子供の頃にやった方が素直に楽しめると思いますし、また今は子供が安心して楽しめるADVも減っていますので、老若男女が楽しめる名作として、これからも価値を有し続けているのではないでしょうか。
Last Updated on 2026-01-27 by katan



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