『連鎖 ～裏切りの鎖～』は1999年にWIN用として、セレンから発売されました。
村上水軍さんの描くキャラがとても可愛い陵辱作品でした。
＜感想＞
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
セレンとしては、この『連鎖』が2作目になります。
もっとも、それ以前から同人ゲームを幾つも出していましたから、下手なブランドよりよっぽど実績は残していたともいえるでしょう。
その同人の頃から調教SLGを作っていて、デビュー作も調教SLGだったので、既に調教SLGのブランドというイメージが強かったように思います。
それだけに、次はノベルゲームを出すと聞いたときには、やや意外な感じを受けたものです。
これは当時なら誰しも感じたことなのでしょうが、セレンが本格的な調教SLGを作らなくなってからも10年になりますから、今ではそんなことを感じる人はほとんどいないのでしょうけどね。
さて、肝心の中身なのですが、ストーリー自体は普通の陵辱ものって感じで、悪くないかもしれないけど良くもなかったですね。
他方で、絵はとても良かったですね。
最近は特徴がなくなってきて人気にもかげりが見えていますが、一時期の村上水軍さんは凄い人気がありましたし、個人的にも大好きでした。
この頃の陵辱ゲーの絵は微妙なものが多かっただけに、この可愛い絵で楽しめるというのは非常にありがたいことです。
ただ、99年は可愛いキャラの陵辱ものが増え始めた年でもあり、あまり大きなプラスにまではならないのかなと。
あと1～2年早く発売されていれば、この絵での陵辱は大きなプラスだったのですけどね。
＜評価＞
総合では佳作ってところでしょうか。
ストーリーだけなら凡作もありえるのでしょうが、この絵で十分に元を取れましたからね。
ランク：Ｃ（佳作）
Last Updated on 2025-01-09 by katan
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