新ブログでの最初の日記というか雑記

本当は移転報告したときに何か挨拶の記事でも書けば良かったのだけど、首を痛め動かせなくなり、1週間くらい夜寝るのもままならない状況にありました。
痛くて寝返りも打てなかったので、PCの作業も出来なかったものですから。
ようやく先週の金曜頃から少し首が動かせる状態になり、ぼちぼち時間の合間に作業を再開し始めたところです。


ということでいまだ移転作業が続いており、現在新しい記事と移植記事が混ざりあって常連の方には見難い状況が続きますが、ご容赦ください。
本当はFC2以外のところにしたかったのだけれど、それだと流用もしにくいし、何より時間が取れなくってね。
どうしたものやら・・・
本当に自分が書きたいもの、残したいものはMYST系のADVとかの記事だけなので、それ以外は全部削除してしまうってのもありかもなとも考えています。
せっかく書いたものは一度は載せようとして今は更新しているけれど、最終的にはMYST系や一部の海外ADVの記事さえ残ればそれでいいやって感じ。
基本的に何年か前に書いてあった下書きを順次載せているだけなので、普段の作業は新記事に関してもコピペだけだったりするわけで。

それでも昨年は新発売のゲームの記事も結構書いたので、それがモチベーションにもつながっていたのだけれど、昨年の今頃に来年は新作の記事を書かないと言ってしまったので、今年は何にも書いていません。
つまり、本当に今年はコピペ作業だけだったので、これはこれでモチベーションが続かないものです。
楽と言えば楽なのだけれど、やる気が起きないというか、コピペだけだと飽きてしまいます。
来年になったら2012年のゲームの感想も解禁するかとも思いつつも、それより先に移転を完了させなければなと思ったりも。
移転は基本的にエクスポート→インポートだけなのだけれど、以前は1つのゲームにつき2回以上に渡り書いていた場合もありました。
今回はそれを1つに纏めようということで、新たに書き直したりしています。
基本的には複数の記事をつなげただけで内容は変わらないのですが、ちょっと考え直したり他の方の意見も考慮して、結構書き直した記事もあります。
尚、そういう手を加えた記事がある場合は大体21時の更新分に回しています。
複数回書いた初期のタイトルは好きであれ嫌いであれ思い入れの深い作品が多く、書き直すのはわりと楽しかったりします。
それがモチベーションにつながっているのは、怪我の功名なのかも。
面倒でもありますけどねw

備忘録というか、どうも最近忘れっぽいのでメモ。
京都にある「ラ・パティスリー・デ・レーヴ」のカリソンフレが、最近の個人的ヒットでした。
1個200円くらいだったかな。
マカロンと同じくフランスの伝統菓子で、見た目はマカロンに似ているのだけれど、マカロンより大きいです。
マカロンは好きなのですが、値段が高いわりに小さいので、1つでは食べた気がしません。
カリソンフレは大きいので1個でも食べ応えがありますし、とても美味しかったです。
マカロンは今では有名になって結構あちこちで買えるのですが、カリソンフレはそうではないですからね。
中々食べる機会がないのですが、個人的にはマカロンよりこっちが広まって欲しいなと。


ちはやふる(19)
ちはやふるの19巻はすぐに発売だから忘れないとして、要注意はガンダムの方か。
6巻が3月22日に発売だから忘れないようにしないと。
ガンダムUC6
『Wii U』はどうなんだろうね。
ハードとしては気になるけれど、まだ欲しいソフトがないので、しばらくは様子見になってしまうのだろうけれど。
Wii U
今年のゲームの総括ができるか分からないけれど、仮にできても、その場ではあまりネガティブなことは書きたくないので、ついでにここで書いておきます。
今年はシナリオが良かった、読んで良かったという作品はあまりないものの、考えさせるADVはここ数年の中ではわりと豊富だったように思います。
『Botanicula』『古色迷宮輪舞曲』『平グモちゃん-戦国下克上物語-』
古色迷宮輪舞曲 平グモちゃん
『ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。』などが代表例でしょうか。
ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム
ADVと言いつつ実質読み物ばっかりという現状は嫌なので、考えさせるADVがもっと復活してくれることは大いに望むところです。
これらのゲームは出ただけでもありがたいし、今後もこういうゲームが増えていって欲しいと思います。
そのために私ができることと言ったら、もしかしたら何も語らないことなのかもしれません。
せっかく出てきた芽があって、それを素直に喜ぶ人がいる。
そこから次第に拡大していくのをじっと待って眺めるだけ。
これらのゲームにはいろいろ欠点もあって、好きなジャンルだけにそれがどうしても目に入ってしまうのですが、だからと言って欠点を書いてしまうと、せっかくの盛り上がりに水を差してしまうことになります。
記事を書くには自分の本心を偽りたくないのだけれど、ありのままに書くことは自分の望む結果にはつながらない。
だったら語らないのが最良ということですね。
なので1点だけ、どうしても気になったことだけをここで書いて終わりにします。
自転車創業は好きなブランドなのですが、先月『ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲーム。』という、久しぶりの新作を発売しました。
このブランドの作品全てに共通する、ゲームならではのゲームでしか表現できない物語を作るというコンセプトは、私が求めているものと合致します。だから応援したくなるのです。
今作も新しいシステムを用意しつつ、システムのための物語或いは物語のためのシステムという感じで、両者が密接な関係になっています。
そのためゲームでしかできない物語表現としては、今回もまた優秀なのだと思います。
ただ、どうにもタイトルがひっかかってしまいまして。
自転車創業のこれまでのゲームはノベルをベースとしつつ、そこにノベルとして遊べる要素と、更にはP&C式ADVに見られるようなゲームの要素を加えていました。
だからロスカラなんかにしてもそうなのですが、一見するとノベルのようでありつつも、
半分はADVっぽい作りになっていたのです。
ところが今回はノベルとしてのゲーム性の追求を捨て、ADVとしてのゲーム性だけを強調してきたように見えます。
つまりノベルと言いつつ、実質はADVなのです。
読み物系しか知らない人は、考えさせる内容に感銘するかもしれません。
また細けぇことはいいんだよって人ならば、普通に楽しめるかもしれません。
っていうか、タイトルやコンセプトを知らずにやったとしたら、何の違和感もなく楽しめたのでしょう。
しかし例えるならば、「今のラーメン業界に飽きていませんか、そこでラーメンの可能性を追求したラーメンの枠組みを変える商品です」と、店主が言ったとしましょう。
そしてその言葉に釣られて食べに行ってみたら、出されたのが結構美味しいけど普通のカルボナーラでしたと。
それでも確かに既存のラーメンの枠からは外れていますよね。
これでもし仮にラーメンばかりでパスタに疎い人がいたとしたら、初めて食べるカルボナーラに感動し大好きになるかもしれません。
他方で店主が新しいラーメンと言っているけれど、これどう見ても普通のカルボナーラだよねと気付く人もいるでしょう。
でもカルボナーラ好きで美味いカルボナーラが食べられるのならば、名前なんて何でも良いよって人もいるでしょう。
その場合も、その人は好きなものを食べられれば満足なのだから、特には問題はないでしょう。
問題は、あくまでラーメンの枠組みを超えた、新たなラーメンを求めた場合です。
その場合、どれだけ美味しいカルボナーラを出されても、それはあくまでもパスタの1種であって、
決してラーメンではないよねってことで求めたものと異なってしまいます。
それと同じで、ノベルゲームの枠組みを変えるノベルゲームってどんなの?
って期待してみたら、出されたのはP&C式ADVの亜種だったと。
これはノベルとしてのゲーム性を追求したのではなく、ADVをテキストを全画面にしてやっただけなんですよね。
これをノベルゲームと言ってしまうと、製作者は何を念頭に置いてノベルゲームと言っているのかが分からなくなる。
噛み砕いて話しますと、全画面にテキストを配置したADVなんて、それこそ80年代前半の最初期からあるのです。
テキストの表示方法が全画面でも、コマンドを入力して進行するならコマンド入力式ADVと言われ、コマンドを選択して進行するならコマンド選択式ADVと言われたのです。
もちろん画面をクリックしたりいじったりして進行するのなら、それはP&C式ADVと呼ばれます。
そういう表現の仕方が90年代の半ばまでは続いていました。
わけの分からない輩が登場するのが90年代後半で、全画面にテキストが表示されればノベルと言い出す人が出てきました。
『TO HEART』がノベルと言っていたからプレイしてみたら、細かく移動を要求するゲームだったことから、何でこれがノベルなの?テキストが画面全体にあればノベルなの?と、とても不思議に思ったものです。
『TO HEART』がノベルに分類されるのであるならば、それ以前のゲームの中のあれもこれもノベルになってしまうよ、それでも良いの?って疑問に思ったものです。
でもまぁ、ここでは画面全体をテキストで覆うのがノベルなのだと、そういう区分けの方法もあるのだと、百歩譲ってそれを前提に話を進めましょう。
そうなると『TO HEART』もノベルだし、自転車創業のゲームもノベルになります。
しかしそうなると、自転車創業が念頭に置く、ゲームでないとよく言われるノベルゲームって何?って思ってしまうのですよ。
近年のADVで全画面をテキストで覆うゲームは極めて少数です。
中にはそういうスタイルで作るところもありますが、代表的なチュンソフトにしたって自転車創業にしたって、ゲームとして楽しめる作品を作り続けているのであり、これらのブランドの作品がゲームでないと否定されたことは、あまりないのではないでしょうか。
こんなのゲームでないとか紙芝居だと揶揄されやすいのは、表示上は下半分にテキスト欄があるのがほとんどです。
しかしそれらは、上記の前提ではノベルではなくなってしまいます。
となると、何を念頭に置いてどの枠組みを変えようとしたのかが、ますます分からなくなるのです。
少なくとも今回はノベルを変えると言いながら、本来的な意味でのADV的思考で作ったにすぎません。
もちろん細かい部分では新しい部分はあるしプレイして面白いのですが、決してADVの枠からはみ出ていないです。
もう少しADVやノベルを理解していると思っていただけに、軽く失望してしまった感じでもあります。
まぁ文字通り「枠」だけを変えるというのであれば、枠の外で操作させる今作は確かにその通りだとなるのでしょうが、そういう意味で使ってるとも思えないから騙されたような違和感が残るのです。

Last Updated on 2024-04-13 by katan

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