『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 2』は、2019年にWIN用として、Qruppoから発売されました。
ダークホース的だった前作とは異なり、前作からの期待があった中、その期待に応えた作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
あらすじ・・・
それは、あったかもしれないグランドストーリーの後──
青藍島を救い、真ドスケベ条例を生み出した主人公……橘淳之介。
彼はかの‘‘ドスケベ戦役’’以降、‘‘鋼鉄の6人’’のひとりとして、島の英雄となっていた。
激しい戦いの日々を懐かしく思いながら、NLNSの仲間たちと穏やかに過ごす毎日。
真の共存を勝ちえ、こんな毎日がこの先もずっと続いていく。
──……そう、信じていた。
そんなある日のこと。
変態紳士の集うSNS‘‘Onatter’’で知り合った友人と、オナホールのデータを交換した淳之介。
しかしそのオナホの快感はあまりに凄まじく、シゴく手が光の速さを突破してしまう。
そしてたまたま居合わせたSSビックスリーと共に、激しい光に呑みこまれ、別世界へと転移してしまった。
その並行世界とは、淳之介が‘‘性帝’’と呼ばれ畏怖され、SS副会長として絶対的な帝位を築いている幻の桃源郷であった。
古きドスケベ条例の残る青藍島で、彼らは……。
淳之介は無事にもとの世界へと帰還することができるのか?
SSビックスリーと共に、新たな戦いが始まる──
「――これこそが、マイノリティによる真の復讐である」
舞台はドスケベOKな南の島!?パワーワードに彩られた笑いあり、涙ありの逃走劇!
<感想>
本作については、実は、あまり語ることがありません。
基本的には1作目と同じ傾向の作品ですので。
とりあえず、1作目を未プレイの方は、まずは1作目をプレイしてください。
それをふまえたうえで、1作目が全く楽しめなかった人は、本作もまず楽しめないと思います。
次に、1作目が斬新に見えた人、そういう人はおそらくエロゲ初心者だと思いますが、その場合は1作目が衝撃的に見えた分、この2作目はインパクトが弱く見えたかもですね。
1作目に対する私のスタンスは、詳細は1作目の方で見てほしいのですが、昔はあったけど最近見かけなくなったタイプを、今風にアレンジしたのがこのシリーズであるというものになります。
そのため、1作目の時は、特に衝撃を受けませんでしたし、世間よりも評価が低くなったと思います。
そういう私みたいなタイプが本作をプレイした感想としては、まぁ、基本的に前作と同じではあるのだけれど、前作より洗練されて面白くなったように感じました。
前作の衝撃が大きければ大きいほど、続編はインパクトが薄れて辛い評価になりがちですが、私にはその前作の衝撃がなかったので、作りが洗練された分だけ、ハッキリ言って前作より本作の方が楽しかったです。
<総合>
総合では良作といえるでしょう。
2019年の作品の中で、話題性の高かった作品であることは間違いないですし、未プレイの人は検討の価値はあるでしょう。
個人的にも、本作は満足できました。
これであれば次回作も期待できそうですし、ブランドとしても次のオリジナル作品が勝負でしょうね。
がんばってもらいたいものです。
ランク:B-(良作)
Last Updated on 2024-08-09 by katan
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