『美人教師は羞恥の虜』は2012年にWIN用として、U-Dashから発売されました。
露出羞恥に特化した同人サークルの5作目になります。
<概要>
商品紹介は以下の通り。
「教育界の重鎮を両親に持つすみれは、新任の数学教師。
女性だからと舐められてはいけないと思ったすみれは、長い髪を上げて、眼鏡をかけて、学園内では無表情でいる。
そんなすみれの事を、生徒たちは「鉄仮面」と呼ぶ。
そんなある日、深夜の住宅街で露出プレイをしている女性を目撃してしまう。
月に照らされた美しい裸身に、自分自身を投影してしまい、激しい性的興奮を味わってしまう。
シチュエーション
・下乳が見えているタンクトップと、われ目が見えそうな超ローライズ短パンで散歩。通行人から熱く注目を浴びる。
・マンションの階段で全裸。
ご近所さんに目撃されたら、ここでは暮らしていけないというスリルを味わう。
・露出サイトを運営し、閲覧者のコメントに刺激されて、町中で全裸撮影を。
そしてその画像を公開してしまう。
・ミニスカでノーパン・ノーブラ授業。
・屋上で全裸オナニー
日差しを浴びて、運動場を見下ろしながら激しくイってしまう。
・大人のおもちゃ屋で大勢の客に囲まれて羞恥体験
・命令されて美術室でヌードモデルで引き受ける
・保健室で全裸M字開脚という、屈辱と羞恥にまみれたポーズで、女性器の仕組みについて説明させられて、その後はオナニーの実演。
・ストリップを賭けたバレーボール対決などの、26編にも及ぶ露出の数々。
なお、ヒロインの水崎すみれは処女で、本作にはSEXの描写はありません。」
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
<感想>
続編ではないのですが、本作の主人公が露出にめざめるきっかけとなった少女、その少女が『生徒会長は真性露出狂』の主人公ですので、世界観はつながっています。
物語上のつながりはないので、本作からのプレイで全く問題ないのですが、過去作をやっていると僅かには思い入れが違ってくるのかなと。
ストーリーは自分で露出に目覚めていくルートもあれば、見つかって調教されるルートもあります。
もっとも本番のシーンはないので、あくまでも露出に興味がある人向けの作品と言えるでしょう。
このサークルの特徴は露出に目覚めていく女性の心理の丁寧な描写にあり、その長所は本作でも存分に発揮されています。
過去作よりもボリュームが増えていますし、単純なやり応えは過去作よりも上と言えるでしょう。
ただ本作は、『生徒会長は真性露出狂』シリーズ2作合わせた価格よりも高く、コスパ的にはどうなのかなと思ったりも。
全然異なる設定や路線であるとか、システム面や演出面も含め何かしらが大幅に進化したのならともかく、似たような展開で価格分のボリュームが増えただけでは、ちょっとありがたみが薄れるように思います。
まずはお手頃価格の過去作を試して、それでこれは面白いなと感じた私みたいなタイプ向けの作品なのでしょう。
サークルのファンなら買って損はしないと思うのですが、初見の人には過去作を先にオススメします。
<評価>
露出の快感に目覚めていく女性の話ですので、羞恥というより露出属性寄りの作品です。
露出属性が好きな人なら間違いなく楽しめると思いますし、単純にグレードアップされているということで、サークル最高の作品に推す人もいるかもしれません。
ただ、個人的には設定の新鮮さであるとかコスパ的なものも考慮すると、『生徒会長は真性露出狂2』よりも満足度は下がるのかなと。
内容的に良作扱いでも構わないようにも思いますが、上記の視点から佳作としておきます。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-11-30 by katan
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