覗き性活～美人母娘の穴とアナ!～

『覗き性活　～美人母娘の穴とアナ!～』は2013年にWIN用として、汁ダク系乳組から発売されました。

タイトル通り、母娘の生活を覗く作品になります。

＜概要＞

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじは以下の通り。
ドのつく田舎育ちの主人公は、数年前に母を亡くし、父親と二人暮らしで、女っ気の無い生活を送ってきた。
このまま学校を卒業して、父親の仕事を手伝いながら暮らし、いずれは父の跡を継ぎ…
ずっと同じような代わり映えのない生活が続いていくものだと諦観していた。
そんな毎日が、夏休みのある日を境に一変する。
アメリカで暮らしていた父の妹とその娘が帰国し、主人公の家にしばらく身を寄せることになったのだ。
母娘は巨乳で超のつくナイスバディの持ち主で、主人公はすぐにその魅力にとりつかれてしまう。
もっとあの身体を鑑賞したい！
隠されている秘密の部分まで見たい！もっともっと女を知りたい…！
その欲望は覗きという手段へと主人公を誘う！

＜感想＞

本作は、覗きに特化した作品になります。
商品紹介を見ると、能動的に覗ける作品かと期待してしまいます。
しかし、実際には普通のノベルゲーです。
普通に読み進め、覗けるポイントで覗くか否かを選択するだけ。
個人的には家屋内で覗けそうな所を探して移動場所を選択する方が、ゲームとして面白くなるように思うのですけどね。
まぁ、仕方ないでしょう。

ストーリーについて、覗き特化ということで、物語の後半までは覗き中心です。
この部分は良かったと思います。
ライターが過去に覗き作品を扱っていることもあり、その分野で経験も積んでいますしね。
主人公の変態性と覗き行為が上手くかみあっており、読んでいて楽しかったです。

この作品、娘は英語で話すんですよね。
それはそれで一つの特徴ではあるのでしょう。
そのため、英語で話すキャラを求めているならば、楽しめる確率は高まります。
しかし外見と相まって、より一層チャラく見えてしまいますし、娘うぜぇ～と感じてしまった私には、それで楽しめる量が更に減ってしまいました。

ただ、問題も幾つかありまして。
グラフィックは30枚であり、価格からすれば相応な量です。
しかし低価格商品としては高めな価格設定にもかかわらず、シナリオのボリュームは少ないです。
1000円台の同人レベルって感じで。
ボリューム不足から感じる不満も当然あるし、その少ない分量で覗き以外の要素も入れてくるので、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。

なお、寝取られというか、他人とやってしまうという要素がありますので、独占以外認められない人は注意が必要でしょう。

＜評価＞

総合では価格分を楽しめなかったということで、凡作としておきます。
グラフィックは悪くない、テキストそのものも楽しめる、でも全体では物足りなさが出てくるような作品でした。
私の場合は、娘が不要に感じたのが大きかったと思います。
逆にもし母娘両方大丈夫そうな人ならば、内容は悪くないだけに、楽しめる確率は高まると思います。

ランク：Ｄ－（凡作）