快楽の掟 ~蒼い体験~

1994

『快楽の掟 ~蒼い体験~』は1994年にPC98用として、Moonchildから発売されました。

エロ重視の作品であり、メインは下宿先の女の子たちなのでしょうが、個人的には隣の新婚さんが可愛い作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

大学に合格した主人公は、下宿先が見つからずに困っていたところ、友人の紹介で夏目家に下宿することに。
夏目家は、母と娘二人の女性だけであることから、主人公と女ばかりの家族とのHづくしの毎日が始まります。

<感想>

本作はノベルゲームということで、進行は選択肢を選ぶだけです。
簡単に言ってしまうならば、『河原崎家の一族』タイプの作品となるでしょうか。
河原崎家が93年の発売ですから、時期的にも、影響を受けた作品の一つと言えるでしょうね。

まぁ、河原崎家の舞台が館であるのに対し、本作は普通の民家に下宿するので、いわゆる館ものとは、ちょっと雰囲気が異なりますけどね。
それでも、閉鎖された空間という意味では共通しますし、下宿先の女性たちとのH三昧の生活ということで、やってることも同じようなものですからね。
イメージ的には、河原崎家タイプと考えて良いのでしょう。

さて、上記のとおり夏目家は、母に娘が二人。
その娘たちが連れてきた友人ともHをしますし、隣の未亡人や、反対の隣の新婚さんともHをしますので、Hの対象となる女性は、全部で7人になります。

一応マルチエンディングではあるのですが、間違った選択肢を選ぶと、そのままゲームオーバーになってしまいます。
そのため本作は、マルチエンドではあるものの、マルチストーリーとまでは言えないかと思います。

ところで、本作の設定からすると、夏目家の女性がメインヒロインとなりそうなものですが、最後にHをしつつ、ストーリー上も鍵を握るという点で、隣の新婚さん(夫は海外に単身赴任)が、実はメインヒロインだったりします。

まぁ、この新妻が一番可愛いので、十分納得なのですけどね。

<評価>

このブランドから発売された作品は、結局この1作だけだったのかな・・・
ちょっと正確なところは分らないのですが、そうだとするとちょっと勿体ないですね。

特にこれという強烈な魅力もないのですが、ノベルゲームでサクサク進みましたし、エロは多いですし、キャラデザが好みということもあって、個人的には楽しめた作品でした。

ランク:C(佳作)


Last Updated on 2024-10-15 by katan

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