ボンバークエスト

1994

『ボンバークエスト』は1994年にPC98用として、ミンクから発売されました。

RPG風のパズルゲームという、珍しいタイプの作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはパズルゲームになります。

主人公は生徒会長に就任したばかりの学生。
演説中に地震がおこり、気を失ってしまいます。
目が覚めると、主人公は異世界に飛ばされていて、世界を救うために6人の女の子を探すことになります。

<感想>

ミンクは、WIN時代になるとADVも増えますが、もともとエルフから独立した会社であり、93年に『WONPARAウォーズ』というSLGでデビューしました。
デビュー作がSLGということもあり、個人的には、ゲーム性を加えた作品を出すブランドという印象が強いです。

本作は94年に発売された作品で、全6面のステージをクリアしていく、オムニバス形式の、RPG風パズルゲームとなります。

具体的には、画像にあるようなマップが表示されます。
主人公は、行き止まりで爆弾を投げることができ、爆弾を投げることで新たな道を作ることができます。
爆弾を投げて道を作って先に進み、女の子を見つけてゴールにたどり着けば、ステージクリアとなります。
爆弾を投げる際、裏返しになった4つのパネルの中から選ぶのですが、パネルにより作れる道がかわってきます。
上手く道を作っていかないと、行き止まりになって詰んでしまいます。
アイテムでパネルを変更することもできるので、アイテムを駆使しながら、上手く道をつなげていく必要があります。

また、進んでいく途中で敵との戦闘もあります。
ここはコマンド選択式の戦闘となりますし、主人公も戦闘を繰り返していくことで成長しますので、それで「RPG風」となるわけですね。
RPGと言っても構わないのかもしれませんが、戦闘と成長は従的な要素に過ぎず、パズル部分の方が主であることから、RPG風パズルゲームと言った方が素直なのでしょう。

パズルゲームといっても、いろいろな種類があるわけですが、上記のとおり、本作は、ランダム性の強い作品となっております。
私はランダム要素の強いパズルはあまり好きではないのですが、この辺はもう、完全に好みの問題でしょうね。
繰り返しゲームを楽しんでもらうという観点からは、ランダム性を強くした方が長く楽しんでもらえるでしょうから。
いずれにしても、定番ジャンルではなく、独自性を加えてくるあたり、ミンクらしい作品と言えるでしょうし、評価されて然るべきなのでしょう。

<評価>

本作は、どうしてもパズルゲームとしての部分が強いのですが、当時のミンクはグラフィックもとても良かったので、適度にゲームとして楽しみつつ、ご褒美で綺麗なCGを堪能できる作品といえ、トータルで考えても良い作品だったと思いますね。

こういうちょっとしたゲーム性のある作品って、PC98時代はわりとみかけたのですが、その後はなくなってしまいました。
大作RPG路線も悪くはないですが、そればかりだと飽きてしまいます。
本作のような小粒だけど独自性のある作品っていうのは、個人的にはとてもありがたい存在だと思いますね。


Last Updated on 2024-10-15 by katan

コメント

タイトルとURLをコピーしました