かがち様お慰め奉ります - Dark night at NTR village –

2012

『かがち様お慰め奉ります - Dark night at NTR village -』は、2012年にWIN用として、ORCSOFTから発売されました。

すめらぎ琥珀さんの人妻ものということで、興味を持った作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系のADVになります。

商品紹介によるあらすじは以下の通り。
愛する妻との性交に興奮しなくなっている。
富蔵隆彦がそんな自分に気付いたのは、二度目の結婚記念日を迎えた夜のことだった。
元々自分は性に対しては淡白なほうだと思っていた。
けれど本当の理由はそうではないことにも薄々気付いていた。
隆彦は、結婚してすぐに夢を見るようになった。同じ内容のものを、何度も。
──生まれ育った村の淫靡な慣わし。──夏祭りの間、夜毎執り行われる宴。
──暗闇で蠢き喘ぐ牝と雄。動物じみたまぐわいが生み出す下品な芳香。
その慣わしのあまりのおぞましさに耐え切れずに逃げ出した故郷。
そこで密かに執り行われていた神事が、自分の心の奥底に拭うことの出来ない性癖を植えつけてしまっていたことに、隆彦は気付いてしまう。
熟れかけの美貌に愛らしい寝顔を浮かべて眠る妻・愛実を見つめながら、隆彦は怒張にどす黒い熱が溜まるのを実感していた。
そしてその熱が、故郷に戻ることでしか鎮めることが出来ないであろうことにも……
「かがち様……お慰め奉ります」
憧れの女が唇より紡いだ言葉が、隆彦の脳裏に鮮明によみがえる。

<感想>

主人公の妻が寝取られるということで寝取られ(NTR)でもあるのですが、逆に主人公が寝取る、寝取りもの(NTL)でもあります。
どちらかというと、NTRの方が中心になるでしょうか。

もっともNTRもNTLも村の慣わしに従い女性を共有するというものであり、根底にあるのは寝取らせ(NTS)になるのでしょう。

低価格商品で量が少ないところへ、上記のようにいろいろ詰め込もうとしていますので、一つ一つの要素は薄めになってしまっています。
例えば寝取られなどにしても、妻が堕ちるのが早めですので、そういうところに期待すると楽しめないでしょう。

シナリオ自体は特に問題があるわけでもないのでしょうが、良くも悪くも想定の範囲内で無難な作品なのかなと。
成年向け漫画で何度か見かけたような、そのまんまの内容という感じです。
いや、優れた同ジャンルの成年向け漫画より下なので、個人的には劣化版のように印象の薄い作品となってしまいました。

<グラフィック>

上記のように、原画はすめらぎ琥珀さんです。
むちっとしていて、良い感じですね。

ただ、事前に見ていた時には凄く魅力的に見えたのですが、シナリオとの関係で、思ったより良いとは感じられなかったのが残念でもありました。

<評価>

ここが悪いという部分もないものの、特にシナリオ面が影響して全体の印象が薄い感じですね。
そのため、個人的には凡作としておきます。

もっとも、この絵がとにかく好きというのであれば、元が取れるくらいには楽しめるように思います。

ランク:D-(凡作)


かがち様お慰め奉ります
DL版
かがち様お慰め奉ります dl

Last Updated on 2024-11-27 by katan

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