『放課後援○クラブ』は2005年にWIN用として、うさぎプリンから発売されました。
疑似インターネット系の珍しいタイプの作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルは一応ポイント&クリック式のADVとも言えますが、本格的な構造ではないので、画面クリック型と捉えた方が良いでしょう。
商品紹介・・・
セーラー服、ブレザー……マニア垂涎な、全国有名校の制服に身を包んだ女子校生達の、放課後の卑猥な姿を、
Flashで制作した滑らかアニメで覗き見る!
可愛い声でやらしく喘ぐ、全編・無○整のコギャルボイス!
本作は架空のブルセラ専門サイト【放課後援○クラブ】の
画像アップ掲示板を読み進めながら、投稿されるハメ撮り写真を鑑賞するという、CG集ともノベルとも付かない、新感覚・ヴァーチャルノベルズです。
<感想>
本作は架空のブルセラ専門サイトを訪れ、画像アップ掲示板に投稿された写真や動画を鑑賞したり、掲示板の文章を読んで楽しむ作品になります。
投稿は一定時間が経つことで増えていきますので、時間つぶしのために疑似的なデスクトップ上から、ミニゲームをすることもできます。
説明しようとすると面倒なのだけれど、結局のところ、皆がネットで普段やっている行為と同じですね。
まぁブルセラ専門サイトとかは普通は3次元なのだけれど、それを2次元のキャラにして、疑似的なインターネットとして再現したわけで、そこが通常のネットとの違いになるのでしょう。
疑似的にインターネットを体験する作品ということで、基本的には架空のサイト内をクリックすることで進行します。
また、画像を見る場面では、画像内の特定の場所をクリックすることで、次の段階へと進行します。
したがって、画像内の特定の場所をクリックする作品ということで、画面クリック型のADVとなるのです。
簡略化された構造ですので、P&C式として優れているわけではないものの、比較的珍しい構造の作品ということで、読むだけのノベルゲーよりも新鮮な感覚で、そしてプレイヤーが体験するナラティブな感覚で楽しむことができます。
また、同人作品でありつつも音声付きですし、Hシーンではアニメーションもありますからね。
同時期の同人作品の中では演出面でも優れた作品と言えるでしょう。
<評価>
放課後~倶楽部と言われると、私なんかだと、ついリビドーの放課後シリーズを思い出してしまいますね。
そのリビドーが98年に発売した作品の中に、『Fifteen ~すくうるがあるずデジタル読本~』があります。
これは疑似的にインターネットとネットサーフィンを体験させる作品でした。
そのため本作は、『Fifteen』と同系統の作品となるのでしょう。
『Fifteen』と比べた場合、本作の方がシステムは快適だし、音声は付いているし、アニメーションもあるしで、部分的に抜き出して比較するならば、本作の方が優れているのでしょう。
そのため、相応には楽しめました。
しかし、こういう作品には旬があるというか、発売時期が大きな意味を持ってくると思うのです。
『Fifteen』はインターネットが一般的に普及していなかった98年に、疑似的にインターネットを体験させ、新しい経験をさせてくれたという点で大きな意義があったのです。
それに比べて本作の場合、発売は2005年ですからね。
もう完全にインターネットは当たり前の存在になっています。
そんな時代の中で疑似的にネット体験をできるといわれても、日常生活の繰り返しにすぎず今更感が漂ってしまいますし、少なくとも新しい経験とはなりません。
本作が90年代に発売されていたら、私なんかは名作扱いしたかもしれませんが、この構造だけで評価するには少し発売が遅かったと言えるのでしょう。
以上の理由から名作とは言えず評価は伸び悩んだのですが、一般的なノベルゲーとは異なる構造に挑みつつ、アニメーション等もあるわけですから、十分に楽しめる作品とは言えるように思いますね。
Last Updated on 2026-02-14 by katan



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