パルフェ ~ショコラ second brew~

2005

『パルフェ ~ショコラ second brew~』は、2005年にWIN用として戯画から発売されました。

パルフェシリーズの2作目になります。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
なお、移動先をマップ上から選ぶタイプの作品でした。

あらすじ・・・
中世ヨーロッパの街並みをイメージした、大型ショッピングモール『ブリックモール』。
グランドオープンを数ヵ月後に控え、人気飲食店の誘致を積極的に推し進めていた。
喫茶店『ファミーユ』。主人公、仁の義姉、恵麻が経営していた欧風アンティーク喫茶。
火災により、店舗を失った、その開店休業中の喫茶店に、ブリックモールより出店の依頼が舞い込んだ。
店の復興のチャンスとばかりに、散り散りになったスタッフをかき集める仁。
ひとり、またひとりと、戻ってきたり、こなかったりする仲間たち。
順風満帆とまではいかないまでも、なんとか開店準備が整ったとき、ほぼ同時に真向かいのお店の看板が掲げられた。
そこに描かれた名は“curio”。ファミーユと全く同じコンセプトの欧風アンティーク喫茶店。
それもそのはず。ファミーユは、curioの『二番煎じ』なのだから…
本物には敵わない?
反対する仲間を押し切りつつも、勝算もなく人手も足りない中でただ頑張ることしか出来ない仁。
その前に店の制服を着込んだバイト志望の少女、由飛が突然現れる。
彼女の笑顔と心惹きつけられる歌声になんとなく、なんとなくなりそうな気がしてしまう。
そして一縷の望みを胸に迎えた開店当日。何故だか向かいの店の店員、玲愛と売上勝負をすることになってしまった仁はスタッフの前で一つのスローガンを掲げる。
「打倒、キュリオ!」

<感想>

ストーリーの内容的には喫茶店を舞台にした恋愛もので、戯画としては『ショコラ ~maid cafe “curio”~』に続く作品となります。

いつものことではありますが、基本的に丸戸さんのテキストは読みやすいです。
ただ、個人的には、キャラがもっとはじけていた方が、掛け合いとかが楽しく感じられるわけでして。
主人公の年齢もあるのでしょうが、ライターの持ち味と設定とが上手くマッチしていないように感じました。
まぁ、私が『FOLKLORE JAM』が好きだってのもあるので、ここは好みの問題かもしれませんけどね。

むしろ問題があるとすれば、ストーリーの方なんでしょうね。
ストーリーは比較的淡々と進みます。
特に悪くもないけれど、いたって普通なんですよね。
ここが変だってあえて叩く気もないのですが、かといって褒めるべきところもない、ごくごく普通の恋愛ものって感じでした。
里伽子以外のストーリーは大したことがありませんでしたし、里伽子のストーリーにしても、隠していた事実を少しずつ小出しにして見せているだけで、そこにドラマ性とか物語というものを感じられませんでした。

グラフィックも、キャラは皆似たような外見ですし、演出面が優れているわけでもありません。
これなら他の媒体で恋愛ものを見た方が、動きもある分まだ楽しめるでしょう。

<評価>

総じて、明確な欠点もないけれど、これといった特徴もない、とても印象の薄い作品でした。
某所での知名度が高いので名前は覚えているわけですが、そうでなければすぐに忘れてしまったかもしれません。
そのため、総合的には凡作ってところでしょうね。

私の基準ではどうにも点数の付けようがないのですが、特に嫌われるような癖らしきものもないですし、いかにもな恋愛ゲーっぽい構造でもあります。
好意的に解釈するならば、時代的にファンタジー要素のない恋愛ゲーが求められ、流行りつつあった頃に出てきた作品ということで、その当時の新規ユーザーのニーズにマッチした作りではあったのでしょう。
そういう意味では安心して楽しめる作品ではありますし、初心者向けとしては良いのかもしれませんね。

ランク:D(凡作)


Last Updated on 2026-02-08 by katan

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