『歪み ~ひずみ~』は1997年にPC98用として、MBSトゥルースから発売されました。
面白いか否かは別として、97年って地味にこういう歪んだゲームが多かったように思います。
<感想>
ゲームジャンルはノベル系ADVになります。
ゲームの舞台は一応現代なのですが、そこでは淫らな行為が日常として行われています。
そのため、ある種ファンタジー的な異常空間になっていました。
具体的には主人公が若い義母と毎日やってたり、平然と売春行為を行うグループがいたり、活動費を作るために映画部は裏ビデオを作っていたりって感じですね。
モラルも何もなくあちこちでアブノーマルな展開が繰り広げられるわけで、そのアブノーマルが日常であり常識になっているわけです。
まぁ小難しい理屈を除けば、ぶっちゃけ抜きゲーってやつですね。
エロだらけの異常空間が舞台ということで、設定的には面白そうなところもあります。
淫靡で狂った展開で突き抜けてくれれば、もしかしたら化ける可能性もあったのでしょう。
こちらもそこに期待して買ったわけですしね。
しかし、MBSトゥルースはメイビーソフトの姉妹ブランドということで、結局のところはいつものメイビークオリティでしかないわけでして。
個人的には、抜きゲー以上の価値を見出せませんでした。
商品説明とか見ると凄く面白そうだっただけに、ちょっと残念でしたね。
そういうわけで個人的には残念な結果となったわけですが、よくある設定のようでいて、ここまでストレートな変態モノも意外と少ないのかもしれません。
そのため、メイビー系の作品が好きな人であれば、楽しめる確率も高まるのではないでしょうか。
ランク:D(凡作)
Last Updated on 2024-12-05 by katan
コメント