『美少女ハンターZX』は1993年にPC98用として、ボンびいボンボンから発売されました。
ZXは、ずっこんXと読みます。
ボンびいボンボンの良さが出た作品でしたね。
<概要>
ゲームジャンルはコマンド選択式ADVになります。
本作の主人公は、自称ナンパの帝王。
いつものようにナンパに繰り出していたところ、老人から声をかけられます。
その老人は主人公に、20人の女性が記載されたリストを渡し、その全員をやってしまうようお願いしてきます。
そして主人公は、報酬につられ、その依頼を受けることになります。
<感想>
上記のあらすじだけを見ると、陵辱系作品のようにも見えかねないですが、本作は、あくまでもナンパゲーですし、ボンびいボンボンらしい明るいノリの作品になります。
ボンびいボンボンらしいと言われても、何だよそれと思われる人もいるかもしれません。
私の好きな作品に、『ヌーク』(1992年)という作品があります。
『ヌーク』では、主人公とヒロインのピリルが一緒に行動し、その二人の会話だけでも楽しいのですが、そこに「天の声」が加わっていました。
「天の声」とは、文字通り天からのツッコミであり、画面上部の欄にテキストが表示されます。
主人公とピリルの会話に天の声のツッコミが加わることで、3者間のボケとツッコミが新鮮でもあり心地良くもあったのです。
これはボンびいボンボンだけが持つ魅力と言えるでしょうし、その構造が本作にも受け継がれているのです。
具体的には、本作では、主人公の相棒として鳥型ロボットのチコがおり、そこに天の声が加わってきます。
ピリルのようなヒロインの魅力というものはありませんが、それでもチコや天の声の存在により、プレイヤーを退屈させることなく、明るいテンポで作品は進んでいきます。
本作は、部分的なアニメーションもありますし、天の声と相まって、見た目でも楽しめる作品だったと思います。
賛否分かれうるとするならば、キャラデザになるでしょうか。
なんていうか、デコが広いのですよ。
デコから下は可愛いと思うのですが、如何せんデコが広い。
そのため、私も最初は本作をスルーしておりました。
その後、一時期、デコの広いヒロインもありではなどと考えたことがあり、その時に本作に手を出したという経緯があります。
<評価>
基本的には楽しい作品ですし、主観的には好きな作品ですが、良くも悪くも普通のナンパゲーということで、佳作としておきます。
あとは、好みの問題になってくるのでしょうね。
デコの広いヒロインらを見て、こんなの可愛くないと思うのであれば、本作をあえてプレイする必要はないのでしょう。
他方で、女の子のデコに魅力を感じられる人であるならば、本作の価値はもっと高くなるでしょうし、良作にも感じられる作品と言えるのではないでしょうか。
ランク:C(佳作)
Last Updated on 2024-09-24 by katan



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