えっちな秘密基地2 ~こんどは監禁だ~

2013

『えっちな秘密基地2 ~こんどは監禁だ~』は2013年にWIN用として、にじいろばんびから発売されました。

犯罪者の気持ちが分ってしまうような、いろんな意味でヤバイ作品でしたね。

<概要>

ゲームジャンルはインタラクティブムービーないし、調教ADVになります。
3Dのムービーが主の作品なのだけれど、少女を調教する部分が調教ADVになっているわけですね。

商品紹介・・・「ついにやってしまったぞ…ここは屋根裏部屋……僕だけの秘密基地だ!!
外からは誰にもわからない。
ここについにあの子が……屋根裏部屋でのエッチな監禁生活が今から始まる。

本編はヒロイン(ももかちゃん)を、色々な体位でやりまくってエッチにしちゃうゲームです。
期間は一週間。色々な体位で、言葉でせめちゃおう!!
エッチになっていくと体位や言葉も変わっていくぞ!!
途中でのバイブやローターなどのイベントシーンもお楽しみ!!
音声も数パターンからランダムで再生されます。
好きな時に中だし、外だしでいつでも射精!!

<感想>

自分の話になってしまうのですが、あまり三次元の写真には興味がないので、手元に残してある物ってほとんどないんですよね。
写真の切り抜きなんてのも無縁ですし。
ただ、唯一の例外として、一枚だけ切り抜いてずっと保管している画像がありまして。
それは美少女が公園で座っている姿で、パンチラしているところを撮影した素人写真なんです。
あまりにも美少女だったものですから、それだけは残してあるのです。
・・・まぁそれも大分昔の話なので、今はどこにどうなったのか分らないのですが。
本作のヒロインは、その美少女に非常に似ているのですよ。
特に目の雰囲気が。
何だか昔を思い出すようで、それだけで個人的には特別な思い入れができてしまうのです。

さて、それが本作に興味を持った理由だったのですが、そんな個人的な話は置いておくとして、本作は3Dのムービーを主とした作品になります。

この分野は同人業界の方が商業アダルトより発展していますが、本作のヒロインも可愛いですね。
単に可愛いってだけでなく、服装であるとか動きであるとかがリアルで、服を脱がせていく姿とかを見ていると、本当に美少女を拉致してきたような錯覚に陥るわけでして。
美少女を拉致する犯罪者の心境ってこんな感じなのかなと、何か気持ちが分るような気がしてきましたよ。
・・・いや、本当はそれじゃ人として駄目なんですけどねw
まぁ、そういう作品なので、現実と虚構の見境がなくなるような人は、絶対に本作をプレイしては駄目でしょうね。
分別のある変態紳士だけがプレイしてください。

ストーリーに関しては、ヒロインを一週間調教するだけであり、調教ものの王道的な作品と言えるのでしょう。
特に変わったこともしていないので、テキストだけから伝わってくるストーリーという観点からは、いたって普通の作品だと思います。
もっとも、グラフィックを含めた監禁調教の疑似体験という側面、ナラティブな観点で語るならば、上記のように感じてしまうくらいだから、本作は秀逸な作品と言えるのでしょう。

ここまでなら十分に名作級の内容だと言えるのですが、問題があるとすればゲームシステムになるでしょうか。
この手の同人作品は単なるムービー集も多いです。
もちろんムービーだけでも構わないって人もいるだろうし、結構売れている作品も多いようなので、需要もそれなりにあるのでしょうけどね。
でもとりあえず、ここはゲームの感想を扱っているサイトであり、映画批評サイトではないので、もし本作がムービーだけだったならば、如何に内容が優れていてもここで扱わなかったかもしれません。
本作は調教シーンが調教ADVの構造になっていますし、調教の具合によってENDが分岐しますので、一応のゲーム性を有しています。
だからここで扱うことになったのだし、単なるムービーでなくゲーム性を加えようとした点は、個人的には喜ばしいことでもあります。

ただ、その加えられたゲーム部分の出来が、あまり良くなかったんですよね。
最初こそ楽しめるものの、ちょっと単調であることから、次第に飽きてくるのです。
それが本作の唯一にして最大の難点でもあるのでしょう。

<評価>

映像とキャラ、プレイを通じた疑似体験は本当に最高で、長所だけなら文句なしに名作級の作品でした。
もっとも、操作性やゲームシステムに難があることから、総合では良作としておきます。

まぁ、客観的にと思うと上記のようになるのだけれど、個人的には思い入れの強い作品でもあり、主観面だけで判断するなら名作と言っていただろうし、ランク以上に好きな作品でしたね。

ランク:B(良作)

Last Updated on 2024-11-10 by katan

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