学園で時間よ止まれ

2014

『学園で時間よ止まれ』は2014年にWIN用として、Waffleから発売されました。

なかなか数の増えない時間停止ものであり、ミドルプライスということでも注目した作品でした。

<概要>

ゲームジャンルはノベル系ADVになります。

あらすじ・・・
「幸せそうな面しやがって……メチャクチャにしてやりたいぜ」
名門・エクセレント女学園の女学生たちを眺め、怪しげな笑みを浮かべる1人の男がいた。
エクセレント女学園は、国内の政治・経済各界の権力者や資産家の娘が通う、超お嬢様学園。
彼は、エクセレント女学園に‘ある恨み’と、‘歪んだ欲望’を抱いていた。
そんな彼は、ある日突然、謎の人物から「時間停止銃」なるインチキくさい銃を渡される。
はじめはまったく信じていなかった彼だったが、その力が本物であることがわかると、エクセレント女学園の潜入し――!

<感想>

時間停止ものであるとか、透明人間ものって、私個人は結構好きなんですけどね。
少数派なのか、なかなかゲームでは数が増えないように思います。

まぁ、時間停止ものに関しては、根本的な部分でゲームに向かないというか、音声のあるゲームだと漫画では感じない問題点が生じてしまうので、少し工夫が必要になってきます。
そのため、何気に面白く作るのが難しいジャンルでもあるんですよね。
もっとも、工夫することで新たな活路を見出した同人ゲーもありますし、未成熟なジャンルだからこそ、まだまだ発展する可能性は秘めていると思います。
本作はミドルプライスの作品であり、同人ゲーより規模の大きな物も望めることから期待した作品でした。

・・・が、ちょっと期待外れでしたかね。

まず先に良い点を書いておきましょう。
一つ目に、グラフィックは綺麗でした。
二つ目に、学校内に侵入していく演出が上手くて、この部分の臨場感は良かったです。

良かった部分もあるのですが、本作をプレイする人って時間停止ものが好きな人が大半でしょうし、時間停止ものの魅力を引き出して欲しいはずなのですよ。

本作は時間を止めて陵辱するだけなので、時間停止は陵辱の手段でしかないんですね。
時間停止もの特有の魅力が全く伝わってこないので、その部分を求めると全くもの足りなくなってしまうのです。

<評価>

求めていたものがなかった、すなわち、あえてプレイする必要がなかったということで、
個人的には凡作としておきます。

ただ、これは時間停止ものとしての評価でしかありません。
グラフィックは綺麗でしたし、演出も凝っているので、絵が好みで陵辱要素だけを求めるのであれば、満足できる確率は高まるように思いますね。

ランク:D-(凡作)


学園で時間よ止まれ dl

Last Updated on 2024-10-14 by katan

コメント

タイトルとURLをコピーしました